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96|六甲・有馬 六甲の森
冬のある日。
私たちの住まいと“スープの冷めないキョリ(笑)”にお住まいの、あるご一家の旦那さんから、賢さんに一本の電話。
旦那さんが出掛けた、とある個展(写真展)で、主宰・photographerの方と、賢さんの話になり、
「僕まだお会いできていないので、ぜひニシグチさんと一緒に、また遊びに来てください!」と。
それですぐに、お電話をくださったのだとか。
その方(個展の主宰者)のことは、ちょうど一年前の夏に、賢さんから「(あるひとを介してこんな出会いがあって)ご本人とも、少しDMでやり取りしてるんだけどね…」と聞いていて、わたしもすぐ、“あ、あのひとだ…!”と、ピン!と…。
そんなことで、冬のまたある日に、方々、その方のいる六甲の森をたずねに、一同参集したのでした。
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行ってみて、ふたりで「プププ・・・」と笑ったのは、一年前の秋に訪れた有馬・六甲の旅〈52|有馬・六甲 Sunlight〉の宿泊場所から、車でわずか5分の場所だったこと。
「こんな近くに来てたの・・・!?!(笑)」
そして、ひとり心のなかで、“プププ・・・”と笑ったのは、会った瞬間から、“君たち兄弟…?(“ノリ”含め、なんだかいろいろ似てないか…?(笑))”と、ツッコミたくなる様々…。
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点在するひかりが、ギュッとその中心へ
折りたたまれてゆくように
重なり合ってゆくように
冒険は、いまこの瞬間に、新しくゆたかに拡大して
ここから始まる
みんなで、暖炉にあかあかと燃える火を囲む、やさしい冬。