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来世はペリカン

ヒラヒラしたワンピースみたいなん着せられたパグが
わざわざ歩みを止められて
タオルでゴシゴシ顔を拭かれてた

↑スマホのメモに入れてた、春の終わりに見た光景。すべての犬は可愛く面白い。
春、夏としばらく何も書かないまま秋になり、あっという間に今年も終わりそうなので最近のダイジェストを残しておく。来年見たら懐かしく感じるのかなぁ、どうだろう。

引越し

今年の夏は歯列矯正のために何の罪もない健康な歯を2本抜き、その2週間後には引越しをした。猛暑だった。とにかく異様な暑さで、引越し作業だけでなくモロモロの手続きなどの用事一つ片すのに尋常でないエネルギーを消費した。週に一度は必ず熱中症になった。真夏に新生活始めるもんじゃないと思った。お好み焼きソースを飛ばしてしまったキッチンの壁紙だけ最後きっちり交換費用請求されたので、新居では気をつけています。ソースって油染みになるからね(真顔)。

ボート漕いだ

台風が去った翌週、琵琶湖にカヤック体験に行った。9月だけどまだまだ暑くて、今年の夏は引越しと養生以外特に何もしてなかったので超はしゃいだ。最寄り駅周辺に何もなくて、湖畔までひたすら歩いたので運動量が凄まじく、この日はぐっすり眠れたし翌朝はシャキッと起きられた。複雑に絡まった思考を自力で解く勇気が持てたのは確実にカヤックのおかげ。おこげ。このあたりから水辺ヤベェと思い意識的に出向くようになった。

体調崩した

9月の終わりから10月初めにかけて少し体調を崩し、病院にもたくさん行って詳しく検査をした。結果的にあなたはとても健康であると言われた。一時期は痛みと出血が酷くて起き上がるのも難しく、ちょうどこの頃にエヴァンゲリオンにハマり次々と悲惨な目に遭う登場人物たちと気持ちがシンクロしてかなり弱気になっていたこともあり、自分ももうダメかも…と不安で涙がポロポロ出る日もあったけど、お医者さんがとっても優しい爺さんで(推定年齢85歳くらい)、ゆっくりしたら良くなるわ、ちょっと休み!と言ってくれてその言葉にとても救われた。言葉で人を救えるというのはものすごいことだと思った。思い出すとまだ涙が出てくるし、それくらい嬉しいことだった。

そして今

少し休んで、たくさんの人の力を借りて元気になったことでちょっと前向きになり、とにかくやりたいと思ったことを素直にやってみようと思えるようになった。このタイミングで『凪のお暇』を読み返したり、とらやに和菓子を食べに行ったりしてるうちに気づくとかなり回復していた。何でも複雑に、頭で考える癖があって難しく捉えていたけど、色んな出来事を経てもう少しシンプルに、自分の身体や感覚を信用して、もっと楽しんで歩けそうな道を選んでみようと思って、昨日から新たな場所に踏み出した。この先どうなるやらまだまだ見通しは立ってないけど、今のところワクワクというより深く安心していて、元々こうなる運命だったのかなと妙に納得している。流れに逆らっている時に感じる人や物事のささくれ立った感じや違和感は今は一切感じていない。始まったところで過剰に期待しすぎるのもよくないと思いあまり浮かれないようにしているけど、なんかこの先いいことがありそうな、いい匂いがする。それは本当にそう。
色々あったけどなんかこの先いい感じな気がする、そう思える、そんな近頃でございました。


公開楽しみにしてた映画、
レイトショーで観てきた。
超超よかった!もう一回観たい。

\p.s.最後に、庭さんからひと言/
みんな、自分の身体を大切にしようね!
身体は自分の神殿ですよ!

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