心のコップ
はんぺんちゃんとうちのAはあんまり合わないんだよね〜
と、悪気なく普通に解き放たれた言葉が心にぐさっと刺さって、そのまま寝てしまい、noteが書けなかった。
Aくんは男の子だ。
上の子(A)くんははんぺんと同じ、
下の子はがんもと同じクラスで、
7歳と3歳の4歳差兄妹を遊ばせるには公園がベスト!
…ということで、平日も週末もよく遭遇する。
ママさんとは飲み仲間で、ママ友との週末WEB飲みでもレギュラーメンバーだ。
ママさんは気さくないい人で、わたしはすき。
だから余計かもしれないな。
合わないとか、相性が悪いとか言われると、
なんだかはんぺんに不合格をもらったようで悲しくなる。
そして、Aくんははんぺんちゃんより他の子がいいと言ってたりするし、
よくはんぺんに腹を立てている。
だけど悲しいのはさ、
はんぺんはそうは思ってないってこと。
普通にAくんがすきで、普通に遊びたいと思ってる。
相性悪いんじゃないじゃん、嫌われてるんじゃん。
でも2人が合わないのはわかる。
プライドが微妙に高くて、自分の意思がしっかりしてるから思い通りにならない。
だけど繊細なので、お互いが言った些細な一言に傷ついて拗ねたり泣いたりする。
先週別の女の子が鬼ごっこで泣いていて、
現場を見ていないからなんとも言えなかったけど、
どうやらはんぺんとこぜりあったらしい。
誰にも何にも悪気はないけど、
なんとなくはんぺんが悪いような感じに言われてる気がして、
わたしは自信がなくなってしまった。
はんぺんは、嫌なやつなのだろうか。
人のことを傷つけたり、泣かせたりするやつなのだろうか。
親のわたしを見てるから?
わたしや旦那の言動が悪いのか?
愛情不足なのかな?
ぐるぐると考えてしまう。
ううん、ちがう。
はんぺんは確かに愛想がよくなかったり、
子どもっぽくないところがあるけれど、
わざわざ友達を傷つけたりする子じゃない。
ただ無意識な行動が、結果的に招いたことなのかもしれない。
うん。
わたしのかわいいはんぺんは、誰がなんと言おうと、素直でかわいいはんぺんだ。
お友達といざこざしたとき、ちゃんと見て話を聞こう。
ひどいときは叱ったり釘を刺したりするけど、
基本的にはあんまり干渉せず、彼女自身が道をきりひらいていけるように見守ろう。
嫌なこといったの?
ケンカしたの?
なにかしたんじゃない?
そう疑うのは簡単だけど、
わたしはまず、はんぺんの心のコップを満たすことだけに集中しよう。
はんぺんの心のコップを愛情で満タンにする。
はんぺんだけじゃなくて、がんもも。
わたしがまず、全力ですることはこれ。