闇系彼氏に首ったけ-ちょっとした悲劇と美術試論-
恋は突然に20XX年1月8日、AM5:25。
画面が完全にブラックアウトしたノートパソコンの前で、私の頭は真っ白になっていた。
神様。
確かに私は、この『彼氏』様と、2年間別れたいと言い続けてきました。
歴史に名を残すメンヘラで、サイコパスで、クッッッッッソきまじめで、超病み系すぎる『彼氏』様と、別れたいと願ってきましたよ、ええ。ええ。そりゃあもうツイッターのタイムラインを毎日「もうむり」「つらい」「逃げたい」といったワードの連続で荒らしまわるくらい、切望してきましたとも