小さな青い星~ブルースター~
最近 リュックをしょった眼鏡をかけた高校生の女の子が 時々お店に立ち寄ってくれます。そして あれば まず このブルースターを1本、連れて帰るのです。「ブルースターは いつまで出ていますか?」
割合と ずっと 出ているのですが、真夏は 日持ちしにくいので、あまり仕入れないことが多いんですよ。と。
多分 初めてこのブルースター(オキシペタラム)を見たら、その細いうぶ毛がいっぱい生えているような ふっくらした優しい毛布のような質感と 愛らしいお顔に、心をとめずには いられないと思います。
多分、高校生のあの子も、毎日ブルースターを愛でていたいのでしょう♡
ブルースターだけの花束の中に 幸せの青い小鳥をいれて。
こちらは 結婚65周年のお祝いに。 小さなブルースターのお花ですが、かすみそうとあわせて65本にすると こんなに大きな花束に。
なんと 結婚65周年って ブルースターサファイヤ婚なんですってね。ブルースターサファイアという石があるそうなのですが、それとあわせてブルースターを選ばれた送り主様、素敵!
ブルースターの 花言葉は 幸福な愛。
かすみ草の 花言葉は 幸福・感謝。
ご両親の 結婚45周年にも 贈られた方がいらっしゃいます。
~ブルースターの水揚げ方法~
ブルースターは 茎を切ると 白い汁がでるのですが、それをそのまま活けてしまうと、汁が固まって 水をすいあげず 1日で ぐったりしてしまうことがあります。
お家で ブルースターを活けるときは
◎切ったら 下1センチくらいを 熱湯の中で振り洗いしてから活ける
もしくは
◎茎の下の部分2センチくらいを ハサミの裏などで叩いてから活ける
いずれかで 汁が固まるのを防いで 飾ってあげてください。
可憐な姿だけれど しっかり長持ちする子ですよ♪
結婚式のブーケには サムシングブルーとして 大活躍です。
ちなみに ブルースターの白や ピンク、白の八重なども あるんですよ。流通は少ないので ごくたまに会える感じです。