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〜 私が note を始めた理由〜 ようこそ! 月めくり万年カレンダーの世界へ
私は今日から note を始めます。目的は「月めくり万年カレンダー」を作るため。なぜ作ろうと思ったのか、どうやって作るのか、自己紹介も兼ねて最初の note (つまりココ)に書いていきます。/文:宮下裕美子(はなとみやの片方)
はじめまして 〖 はなとみや 〗 です。
はなとみや は、北海道月形町にある切花とラズベリーを栽培する農園です。
今年還暦を迎える夫(ゆうさく)と2年後還暦の私(ゆみこ)が経営と農作業をしていて、二人で作る 自家農園栽培ラズベリージャム が自慢です。

人口3千人弱の里山の一角に「はなとみや」があります。
私たちが好きなこと
私たちは農業が好き
ここ北海道月形町の景色も好き
この田舎の暮らしも好き
〔好きなこと〕や〔好きなもの〕を誰かと共感できたら幸せですよね。
もっと素直に言えば、私の〔好き=心惹かれるコトやモノ〕を誰かに知ってほしいし伝えたい。「共感を得るための第一歩」の体をとった自己満足です(笑)
と言ってみたものの、田舎の暮らしも風景も毎日毎日伝えるほどの変化はなくて…
今どきの更新ペースにはついていけない。かと言ってマイペース過ぎたら忘れられそうだし、自分自身が飽きるかも。
どうすれば 〔好き〕を共有して 〔幸せ〕 を感じられる?
まずは原点に戻って考えてみます。
時間軸
田舎暮らしの変化は少ないけれど、季節の移ろいは敏感にわかる。
◉ 1か月単位で捉えたら・・・ ちょうどいい!テーマ
どんな切り口で〔好き〕を伝える?
それはもう私たちが心を惹かれるコトやモノだから・・・
◉ ラズベリーとの暮らし
◉ 文化と話題
◉ 月形の風景 でしょ!形式
農業をしていて強く感じるのは、季節は巡り巡って1年経ったら必ず同じところに戻っているということ。暦(こよみ)通り。何年前の写真を見ても2月は2月の風景で、2月の暮らしがそこにある。循環している。
◉ そうだ! 万年カレンダーだ!!
月めくり万年カレンダーを作ろう♪
これまで溜めた〔好き=心惹かれるコトやモノ〕を3つのテーマ【ラズベリーとの暮らし】【文化と話題】【月形の風景】で切り取って、月毎に並べていけば・・・
最後には私たちが誰かに伝えたい誰かと共感したい、私たちの〔好き〕が詰まった『月めくり万年カレンダー』が出来上がる!はず。
よし、今日から始めよう〜♪
残るは20年。何をする? 何をしたい?
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ちょっとだけ真面目な話。
私たち夫婦は約30年前、農業がしたくて関東から北海道月形町に移住してきました。いわゆる新規就農です。新天地で2人の子どもを育てながらの農業は苦しくもあり楽しくもあり。好奇心も相まって様々な挑戦もしました。まぁかなり好きなように生きてきたと思います。だから昔も今も、夫も私も、農業を選択して本当に良かったと本気で思っています。
そんな私たち夫婦も還暦間近。子ども達は独立して孫もいる、私たちは身体も元気でまだまだ現役、今のところ親の介護も心配ない、人生で一番気楽で自由な時期を迎えています。ただ健康寿命を考えれば、農業を続けられるのも人生もあと20年くらい。その20年で何をするのか、何をしたいのか…
数年前、歳をとっても可能な農業の形を模索する中でラズベリーの栽培を始めました。そこからの加工や販売(=6次産業化)という展開で はなとみや を立ち上げ、今に至っています。日本では稀少なラズベリーの栽培も、加工や販売という新分野も、どれも工夫のし甲斐があって興味は尽きません。好奇心旺盛な私たち夫婦にこれから20年の楽しみを提供してくれることでしょう。
自分たちの楽しみは確保しました。でもそれだけでは満足できない私がいます。
この20年の次は無いのです。この20年が自分でコントロールできる最後の時間なのです。だから、やっぱり何か残したい。
欲望は無限に広がりますが(苦笑) できることは限られますよね。
そこで最初に戻ります。
私の〔好き=心惹かれるコトやモノ〕を誰かに知ってほしいし伝えたい。
それが誰かに届き共感を得て、ともに幸せを感じたい。
そしたらその先に… 過疎地や農業の課題が少しは解決するかもしれない。
私たちが好きなコトやモノが詰まった北海道月形町の田舎の暮らしが(時代にあわせて変化したとしても)持続可能であることを願っています。
立春! 始めます。
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立春は二十四節気で始まりの日。
暦と暮らす農家にとって、コトを始めるにピッタリの日。暦に背中を押してもらって、まずはスタートを切ってみます。これまでの色々を足したり引いたりしながら書き溜めて、その先の『月めくり万年カレンダー』の完成を夢見て。