虫と回文 まだまだ

虫をテーマに回文を作り始めて第３弾。

シンプルな短文にするのがいよいよ難しくなってきました。というのも、題材にする虫の名前が長くなってくるので仕方ないのですが。

コミカルな情景が浮かぶものができると、想像して一人ニヤついています。回文楽しい。

21）バテたか アカタテハ
（ばてたか あかたては）

22）クワガタ採ると 田乾く
（くわがたとると たかわく）

23）本土の遣いか ツノトンボ
（ほんどのつかいか つのとんぼ）

24）カミキリさん 去りき身か
（かみきりさん さりきみか）

25）カマドウマ 舞う土間か
（かまどうま まうどまか）

26）意志褒めしむ「見事だ」と、ゴミムシ目ぼしい
（いしほめしむ みごとだと ごみむし めぼしい）

27）大工 刷毛あらためたら アゲハ悔いた
（だいく はけあらためたら あげはくいた）

28）誰 欺瞞や匂い オニヤンマ キレた
（だれぎまんやにおい おにやんまきれた）

29）もしナナフシや 怪しぶ 名無しも
（もしななふしや あやしぶ ななしも）

30）軽いテントウムシ 中で悲しむ 疎んでいるか
（かるいてんとうむし なかでかなしむ うとんでいるか）