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東京銭湯巡り

子供の頃から銭湯が好きで、
大人になってもやっぱり銭湯が好きだ。

渋谷笹塚温泉 栄湯

新宿は落合南長崎にある栄湯さん。
清潔感のある浴場は以前、銭湯冊子1010の表紙を飾りずっと気になっていた。
実際に訪れた際の感動は今でも忘れない。

今回は同じ名前の渋谷区笹塚にある栄湯さんにお邪魔してきた。

到着後カメラを構え、入口の写真の構図を考えていると、僕の拙い写真の為に常連さんの足を止めさせてしまった。

何故常連とわかるのか?

そのおじさんは、入口をくぐる前に靴を脱ぎ、脇に抱えていた。無闇に真似するのは遠慮しておこう。

スイカにクレジットカード、現金以外でも受け付けるおしゃれな旅館風の番台では若いお兄さんが対応に追われている。

常連さんの後に、回数券を渡し、銭湯お遍路のスタンプノートに判を押してもらう。

100円リターン式のロッカーは22番を使用。
徐に乗った体重計は1時間前に食べたつけ麺を含んだせいか想像よりも2Kg重く、息を止めて測っても結局変わらなかった。

では浴場へ。

木目の天井、石材をふんだんに使用した内装
兎に角おしゃれな銭湯、そんな印象だ。

入口横には立ちシャワー。
ホースと固定の2種があるのだが、固定のシャワーヘッドが特徴的に感じる。大きなヘッドサイズは僕の大好きなふわとろ焼きよりもひと回り大きい。但し残念なのは水圧と温度。
目一杯回しても、ぬるい水はピトピト滴り、宛らエイリアンのよだれの様だ。(悪意がある訳ではないのでご理解頂きたい)

先ずは中扉の向こうにある、露天風呂を堪能。今日のお湯は濁り酒湯、湯温は自分好みの42度。

よっしゃこい!

次に向かうのは大きな円柱側の水風呂、円柱を介し形状が独特だ。これを何に例えればいいのかと、水風呂に入りながら考えた。

この細い部分を含めて、真上から見ると、、?
何となくドムドムバーガーのロゴっぽく感じたのだが実際にロゴを見ると、全く似てなかった。

もう一つの浴槽はやはり円柱を介し、ドムドムロゴプラス角ばったハートを合体させた様な形状、今はこう表現させてほしい。

バイブラにハイパージェットとボディージェット、名前負けしないその水圧を(※入口側の立ちシャワーに分けてあげてほしいものだ。)

ふとカラン側の石材に目がいく。深い茶色の絶妙な色合いと長方形の形は黒糖たっぷりの麩菓子を連想させる。

8X8のカラン、独特な鏡の形、カランの水の冷たさは(※入口側の〜以下同文)

時間帯のせいなのか、常にお客で賑わう浴場内。銭湯には珍しい館内放送の優しい声はホスピタリティを感じる。

十分堪能し、脱衣所に移動。

そこに、makitaの掃除機を持って登場した先ほどの番台の若いお兄さん。床に落ちた髪の毛を丁寧に吸い取り始めた。

きめ細やかなサービスに感心したのも束の間、ある事に気づいてしまった。

そのお兄さんがお笑いコンビ
きつねの淡路 幸誠さんにそっくりなのだ。

その瞬間から、makitaの掃除機がサンプラーに見えてきた。

それではお待ちかね!銭湯だけに、整いました。

銭湯とかけて、興奮ととく。その心は、どちらも浴場(欲情)なんです。

上手い事言わんでええねん!

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