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東京銭湯巡り

子供の頃から銭湯が好きで、
大人になってもやっぱり銭湯が好きだ。

大田区 久が原湯

ここ数日で、大田区雪谷周辺の
明神湯、稲荷湯、調布弁天湯と巡ってきた。

銭湯お遍路マップによると、この周辺にはもう一軒銭湯があるようだ。

そんな訳で西馬込最寄りの久が原湯さんにお邪魔してきた。

2011年にリニューアルした店内、昨今のコロナ対応なのかフロントには最新式の検温機がお出迎え。

脱衣所も広めで申し分ない。洗面台スペースの壁面は御洒落な板張り、こんなとこにも店主のこだわりを感じさせられる。

では浴場へ。

特徴ある造りは入口左手から壁に沿って、水風呂、ミストサウナ、熱めの天然温泉、ドライサウナ。この組み合わせだけでで1時間過ごせそうだ。

その奥に黒湯の露天風呂がお出迎え。水温計が36度を指すぬるめお湯、大田区にしては珍しい温度帯。

そして地中海の建造物を彷彿とさせる薄いオレンジ色の壁は、ここが大田区の銭湯である事をしれっと忘れさせてくれる。

正味15分を露天で消費し、内風呂へ。

メインの内風呂は、ボディジェット、ジェットエステ、足ぶろ、炭酸泉と通好みな組み合わせ。

しかも、入口上部に備え付けられたTVを眺めて入れる内風呂、サウナではよく見る光景も、湯船に浸かりながらとなると、それはもう!

あざ〜っす!byザキヤマ

そんな贅沢な内風呂は、これまた独特な形だ。この形状を上から見ると、ちょっと歪になったあの形に似ている。

それでは、僕の好きなアーティストのプリンセスプリンセスに歌っていただきましょう

その形状は?

ダイヤモンドだね〜♪(猛爆)

カランの数は19、1基ずつライトが備え付けられた贅沢な造りも店主のこだわりなのか?

面白いのが、入口側に積み上げられた椅子の後面は昭和の銭湯でお馴染みの鏡広告よろしく、広告スペースに変わっていた。このアイディアには思わず嫉妬しかけたのは言うまでもない。

まあ、嫉妬したところで、、、、。

身体を洗い終え、改めてダイヤモンド(?)型の浴槽へ。

ジェットエステはボタン式。通常のそれと同じように噴射まで時間がかかるかと思い、徐にボタンを押すと、間髪入れずジェットが小生の腹にそう、クリティカルヒット!

おもわず、アッハァ〜ン!

いや〜、銭湯って本当にいいもんですね!(by水野晴郎)

露天、内風呂、水風呂、熱湯と気の向くまま
楽しませて頂いた。

火照った身体を冷やすべく、カウンター前でガリガリ君を食べながら、店内を見渡すと月の湯、太陽の湯の文字。

どうやら、定期的に入れ替えを行なっている様だ。

今日の男湯は太陽の湯。

次回の月の湯を楽しみに暖簾を潜り家路へ向かう。

が、9月になって急激に気温が下がったせいか、今さっきのガリガリ君のせいか、果ては脳裏で流れるプリンセスプリンセスのせいなのか

温まった体温は
どんどん奪われて行く。

いつも一緒に、ラ〜ララララ〜♬

(涙)

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