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私が会陰マッサージを推す理由


会陰切開回避だけがメリットじゃない

会陰(えいん)マッサージって知ってますか?
出産時、おまたの部分(会陰部)が裂けたり、切ったりする場合があるのですが、それを予防するために妊娠中にそこをオイルでマッサージする妊婦さんのセルフケアです。
私も会陰マッサージの教室をやっているのですが、会陰切開(会陰部を切ること)の回避だけが、会陰マッサージのメリットじゃないなと感じています。

なぜなら出産と向き合う機会になるから

会陰マッサージって「出産」と向き合うツールだと思うんですよね。
もちろん、会陰マッサージの第一の目的は会陰切開を避けることです。
でも「出産の実感が沸かない」とか、無意識のうちに「先生(病院)に産ませてもらう」という感覚でいる妊婦さんが「違う、自分が産むんだ」と出産に向き合うきっかけを与えてくれるもののひとつだと思うんです。

出産に対して意識の高い人は安産傾向にある

ここ記事も読んで欲しいんですが…

安産って定義がないのですが、私は
①満足する出産ができたかどうか
②本人が安産と思えたかどうか
が安産に繋がっていると思っているんですね。
ちょっと壮絶な内容になっていますが、詳しくは上記の記事を読んでください。

で、①②を満たすには妊婦さん自身がきちんとお産と向き合うということが必須なんですよ。で、会陰マッサージは正にお産と向き合うきっかけをくれるものなんです。

会陰マッサージは安産へのツール

「会陰マッサージをすれば安産になる」みたいな乱暴な言い方をするつもりはないですが、会陰マッサージは単に「切るのが嫌だから予防するもの」というだけではなく

・出産に向き合う機会をくれるもの
・安産に繋がるヒントをくれるもの
・健やかな産後を迎えるためのツール

という側面もあると、上記の記事から痛感しているんです。
なのでその側面も含めて会陰マッサージの教室で話をしています。
大事だからもう1回張っとこ(笑)

私は妊婦さんが大好きです。
妊婦さんには全員笑顔で「安産だった」って言ってもらいたいんです。
だからそのきかっけになり得る会陰マッサージも推しています。おしまい!

≪つぶやき≫
なんか若干間延びした記事になってる気がするので、この2本の記事は近日中にまとめて1本の記事にしたい…

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