見出し画像

猫と私の近況

私は2匹の猫と暮らしている。
ワンルームの狭いマンションに住んでもう9年目になるので、壁や床はもうボロボロ。きっと敷金はロクに戻ってこないだろう。

2匹は保護猫出身の白猫と黒猫で、ともに誕生日が私と一緒なので、私の家族は全員誕生日が一緒だということになる。
それが嬉しくて、つい誇らしげに人に言ってしまうことがあるんだけど、許されたいと思っている。

現在、13歳と5ヶ月。
雑種は長生きだし、まだまだ生きていい年齢だと思う。
(※家猫の平均寿命は15歳くらいらしい)

SUZURIで写真を元に描いていただいたPUFFYっぽい二匹。

唐突だが8月上旬、2匹とも動物病院に罹り、両方がかなり思わしくない状態だということがわかった。
行ったのは少しひっかかったことがあったからだったが、日頃から食欲もあり元気だったので、私にとっては晴天の霹靂だった。

特に白猫である『ましろ』の方は、いわゆる拘束型心筋症と呼ばれるものでかなり症状が進んでおり、私が病院に行った時は肺水腫と胸水の症状があり、胸水は160mlほど貯まっていた。さらには僧帽弁狭窄症とも。

獣医師が『かなり苦しかったと思いますよ』と言い、その言葉は私にダイレクトに突き刺さった。
ここまでひどくなるまで気づけなかったのは本当に飼い主の責任としか言いようがない。猫は具合悪くても隠すからわかりづらいと、知識はあったはずだったのに…。

だが、不幸中の幸いで近所のかかりつけ獣医の院長は循環器専門だったので、薬の処方を変えて様子をみた結果、最初は週1 通院だったものが今は2週間に1回になり、本猫もすこぶる調子がよさそうだ。

ちょうど昨日、血液検査やエコーの結果が良ければ月1 通院にできるかも、という期待があっての通院だったが、残念ながら前回の検査より悪化しており、薬を4種類に増やすことになった。胸水も増えていそうだ。

胸水は貯まると苦しいのだが、エコーやレントゲンで見てもハッキリ◯◯mlあるね、というところまではわからないので、臓器がぼやけて見えたら胸水取ってみるか…という感じになる。
注射器を心臓付近に挿して取ることになるので本猫にとっても負担だろうし、あまり積極的には取りたくない。
一度、取りましょうかと言って取ってみたら、たったの10mlしか取れなくてちょっとショックだった。(とはいえ、どのくらい水があったら本猫が苦しいのかは私にはわからないので、10mlなら取らない方が良かったかも、というのは私のエゴかもしれない)

動物病院好きな猫もあまりいないとは思うが、うちの子も毎回大変な思いで病院に連れて行っている。
最近はキャリーだと絶対に入れられないので、Amazonで買ったペットスリングを逆向きにして、上から引っ掛けるようにして強引に入れている。もうほとんど漁師のありさま。
(↓特にアフィリエイトではないですが、おすすめ)

死ぬほど嫌がっている猫を強引に病院に連れて行かなければならないことが、本当に申し訳なくて辛い。

そのため、往診も考えたが、電話で料金を聞いて諦めた。
基本出張料が1.5万円、胸水抜去が1回3万円…などなど、1回フルコースの価格が10万円くらいはしそうで富豪でないと無理そうだ。通院の2倍。
でも、そもそもがホームページに乗ってる基本料と随分違うようなんですけど…?とか思いながら電話を切った。
(※あくどいわけじゃなく、情報が古いだけだとは信じたい)

話が長くなってしまったが、そんな経緯もあって最近はなるべく出かけないようにしている。
このnoteでは全然話してないけど、黒猫の方も発作の回数を数えているので出かけられないのはそこが大きい。
出かけても、週に1回で2時間以内とか、そんな感じ。

引きこもりは得意なのでストレスはたまらないけれど、応援したいポッドキャスターの皆様を思うように応援できないところだけ、残念。

色々書いてしまったんですが、愚痴になっていないかな…。
ただ、自分への愚痴なのは間違いないし、これ以上最低の飼い主になりたくないので、当分は猫を最優先します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?