SV S4 最終262位 竜舞バトンアラブルタケ
今期の目標だった３００位を達成できたので、記念に構築記事を残しておきます。ずっと使っていたアラブルタケの強さが伝われば嬉しいです。
並び
構築経緯
バトンからの全抜きをしたいと考えていたが、てんねん持ちや強力な先制技を持つポケモンが多く、苦慮していたところ安定的に全抜きを狙えるポケモンとしてアラブルタケに注目。
草・悪タイプをタイプ一致で打てること、かみくだくがあることによって「てんねん」にも強く、耐久面が優れていることやみがわりがあることで後発から出てくる高火力先制技もいなすことができる。
足らない火力とすばやさを補うために竜舞バトンドラパルトを採用。バトンといえばクエスパトラだが、相手に「ばれない」ことを重視。
最後にこのポケモンたちをサポートするための起点作成要員として、HBあまえるハバタクカミ・スカーフトリックサーフゴーを採用。
単体紹介
1.アラブルタケ＠たべのこし ようき 炎テラス
バトンエース。きのこほうしと身代わりで体勢を整え、タイプ一致の２ウェポンで相手を削っていく。２竜舞からのバトンが前提だが、１舞でもある程度戦える性能はある。
タネマシンガンの採用意図はキョジオーン・ヘイラッシャに強く出れることと天敵のゴツメもちに対して非接触技であることが理由。
Sがあがるテツノツツミは対面するとみがわりを打ってくることが多いので、タネマシンガンで貫ける。
努力値の調整意図はHが16n+1でたべのこし最大効率、Sは2舞でS上昇イダイナキバを抜く調整。余りはAに振って、火力を確保。
2舞すれば大体のポケモンは抜けるので、上からきのこほうしを打てる。
2.呪われボディドラパルト＠おぼんの実 わんぱく 炎テラス
ドラパルトは呪われボディが最強だと思っている。構築のコンセプトが竜舞バトンなので２技は確定で、残りは単純に火力が高いドラゴンアローと単体でも戦えるようにフェアリー鋼への打点として炎テラバーストを採用。
努力値の調整意図はH全振り、Bは11n、あまりをDとした。Bに多めに振ることで先制技への耐性をつけている。
運用としては２舞からのバトンタッチが基本。呪われボディ発動したりテラスで弱点変えられることにより割と容易に２舞することができる。
また炎テラスを切ることで、アラブルタケとの相性補完が良くなり、安心してバトンタッチができる。
相手がテラス済みで裏のポケモンまでドラパルトで貫けることが見えていたら、そのままドラパルトを通すことも可能。
3.サーフゴー＠スカーフ 臆病 テラス飛行
基本初手出し。スカーフトリックと呪われボディドラパルトにより、有利状況を作る。呪われボディが発動すれば勝ちに大きく近づくが発動しなくとも技を縛ることで、テラスと組み合わせ安定的に竜舞を積むことができる。
相手の起点作成ポケモンに対しても強く出られることが強み。
4.ハバタクカミ＠ブーストエナジー ずぶとい 炎テラス
初手だしポケモンの２匹目。HBハバタクカミ。
物理に対しては「あまえる」、特殊に対しては「マジカルフレイム」で相手の能力を下降させたら役割的にはOK。
相手にテラスを強要する場面が多く、初手の「あまえる」でテラス無駄切りさせられるところが強み。まためいそうとドレインキッスを組み合わせることでキョジオーンに対面勝つことができ、めいそうガン積み状態からそのまま３タテ可能。その他でも継戦性能が高く、意外とハバタクカミで３タテという場面が結構あった。
5.テツノドクガ＠おんみつマント ずぶとい 飛行テラス
ここまで苦手な構築が「どくびし」でとくに「どくびし」入りの受けループには絶対に勝てないので、その対策としてテツノドクガを採用。
スカーフトリックと組み合わせて、このテツノドクガで１匹のポケモンをキャッチすることで受けループに対して高い勝率を確保できた。特殊受けのドオー・ハピナスに対して強く戦うことができて、ほのおのまいの能力上昇により裏のポケモンも貫ける。
6.テツノツツミ＠きあいの襷 おくびょう 地面テラス
最後はカバルドンに対して強く出られるテツノツツミを採用。サーフゴー・ハバタクカミ・テツノドクガと同時採用することで圧を与え、物理を通すことも目的。
地面テラスはテツノドクガ、ジバコイル、ロトム意識。
選出
基本選出はサーフゴーorハバタクカミのいずれか初手に出し、裏はドラパルト・アラブルタケ。（９割）
テラスはドラパルトに切ることが多い。
キノガッサやカバ・トドロクツキなど明らかにアラブルタケの通りが悪そうな時はテツノツツミ・サーフゴー・ハバタクカミを選出。受けループや毒びしがみえるときはテツノドクガを裏に置いていた。
最後に
改めて最上位勢には敵わないことを痛感。
ただ自分なりに良い成績を残せたので、もしこの記事が目に止まり、読んでくださった方に使ってもらえたら最上の喜びです。
