【記録】スターリットシーズンの杜野凛世(2021年)

2021年にスターリットシーズンに杜野凛世が登場する時に解釈違いを起こしかけた時のメモです。シャニマスP視点です。

スターリットシーズンは未プレイなので駄文です。的外れな可能性が高いのですが、キャラへの解釈ついてのみ、そこまで無駄でもない可能性があるので今更に流します。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

解釈違いについてはやはり納得してしまうのだけど、どうして解釈違いを起こしてしまうのかを理解した上で考え方を変えれば受け入れられるかもしれないみたいな話。

⚫︎起こっていると思われること

一度283P時点でわざわざスカウトしたアイドルを別のPに任せなきゃいけない展開に需要があるのか。
他のPとの絆が育まれる様をどうして眺めなければならないのか、それをどうしてわざわざ自分の手(操作)でしなければいけないのか。
それが無ければ、依然として283Pと杜野凛世との絆の深まりとして約束されるのに。

ただでさえキャラの濃い283P(無機質主人公からは多少遠のくキャラ)の視点で散々関わってきたアイドルは「283P(プレイヤー)とアイドル」というカップリングが確立してしまっていて、つまりプレイヤーにとってはそれこそが理想の主人公とヒロインという構図になる。
実際シャニマスをプレイする中で確立する(させられる)カップリングについては、凛世に関して言うと紛れも無く、恋愛感情を含んでいる関係性だと錯覚出来る作りをしていると思われる。
なので、プレイヤーにとっての「ヒロイン(理想的に主人公と結ばれて欲しい)像」とか、「運命(理想的なこういう展開を歩んで欲しい)」という、キャラクターへの『呪い(主観的な縛り)』が強過くなってしまう。
という状況に陥る。

そうなるとその上でヒロインが他のPと絆を深める場面は寝取られ程では無いにしても、理想カップリングの崩壊(解釈違い)である事は間違い無い。


⚫︎提案

シャニマスキャラにとっての正史とは何かと考えると、それに対して恐らく明言されたものはない。
スカウトされてそこで初めて出会ったそのアイドルは、順風満帆に優勝する未来もあれば、敏腕記者の腕を借りても優勝出来ない未来もあって、どれが正史もない。
だから、そんな話みたいにスターリットも数ある未来の可能性の一つに含まれる世界線でしかない。
283Pとの関係については、今後のシャニマスがそれをやり続けるのでそっちに任せればいいという話もできる。

ただ、それを見たいか、という問題がある。
見たいか、と聞かれると返答に困る。

結局のところスターリットに求めてしまって噛み合わないのは「正史としてのアイドルのヒロイン像と運命」であって、それ(理想的なカップリング)が見たいのに、見れない(解釈違いなカップリングを見せられる)という話。

ただ、ここでそもそもの「見たい」と思っているものを変えれば何とかなる可能性がある、

砕いて考える。
キャラクターを人として捉えるのではなく、あくまでキャラクターのモデルとして捉える。
キャラクターに、インプットを与え、アウトプットを観測する。
それがキャラクターとの関わりなのであれば、あくまでその人格はアウトプットを行う為のプロセスとして考えられる。

例えば、キャラクターの脇腹を指で突くというインプットを与えた時、くすぐったがりのキャラクターなら笑うというアウトプットが得られ、くすぐりに鈍いキャラクターは笑わずに無反応というアウトプットが得られる。気が強いキャラなら怒るかもしれない。
そういった反応の違いこそ、キャラクターの違いによって変わるものである。

本件に関して言うなれば、
シャニマスを通じてイメージしたアイドル(キャラクター)に対し、シャニマスのゲーム内で283Pや環境から与えられたインプットに対してアウトプットをし続けるという図式から、
765Pやスターリット環境にてインプットを与えるという図式に変わるだけであり、インプットが違うだけでキャラクターは同一である。

であれば、
スターリットからのインプットは、シャニマス内では与える事が不可能なインプットである。
アウトプットを得る事は、キャラクターの新たな側面を知る上で重要な要因であり、シャニマス内で限られるインプットから考えれば、新たな可能性が与えられたと考えるのが妥当であると考える。
キャラクターの新たな側面(キャラクター主観では元々の性質)が見られる事が約束される。

アウトプット(作品と、その中の人物)が変ろうとも、そのキャラクターはそのキャラクターである。

そのキャラクター自体を愛するのであれば、本件は何も問題が無い。

これでも違和感を抱くのであれば、
問題は更に明確となる。
つまりそれはそのキャラクター自体を愛している訳ではなく、
「283P(自分視点から)と関わり成長するアイドルが好き」という事になり、
「好きなのは283Pからインプットを与えられてアウトプットとして得られたキャラクターの側面である」という話になる。

だとしたら、やっぱり無理かもしれない。
アイマス公式が恋愛コンテンツかどうかについて考えてみるしかない。

コーラを飲ませていただきたい。コカの。