見出し画像

心が生きてこそ

私がまだ小学生だった頃
可愛がってくれた
近所のお姉さんがいて
凄ーく頭が良くって
語学も堪能で
CAになった

まるで天職だって
家庭も持たずに働いて
綺麗でかっこいいお姉さんだった

ある時お母様が病気になって
障害者になってしまって
そしたら
あっさりと仕事を辞めて
ひとりで介護を始めた

本当に出来た人だなって
なかなか出来るもんじゃない

でも自分でやりたかったんだって
大切な人の為なら
自分は犠牲になれるんだ
犠牲なんてたぶん思ってない

でもいつか
それが終わった時に
あらためて自分の人生を
みつめた時に
隣に足跡がない事に気付いて

それでも
誰かのために生きた時間は
心にちゃんとあって
後悔なんてしないもんだって
私には分かる

時間が経って
今は今の心があるから
その時が来たら
違う道を歩き出せばいい

出来れば共に
足跡をつけてくれる人と
出会えますように

真実をありのままに書いています。正しい事より楽しい事を選択して欲しいと願いながら。私の経験が誰かの幸せになったら嬉しいです💐