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心に沁みた言葉

子ども園の送迎バスに置き去りにされ、重度の熱中症で子どもが亡くなった事件に2024年7月4日、園の責任者、運転手に実刑判決が出た。

裁判長は「○○ちゃんは教訓になるために生まれたわけではない」との言葉を残した。この言葉はどんなことにも言える言葉だなと思った。大きな事故や死人が出てから法整備が進む。本来色んな可能性を考慮して危険に備えるべきなのだが、「まだ特に事故が起きていない」「今まで大丈夫だった」という正常性バイアスによって何もしていないということは本当にイヤになるほどある。

記憶に新しいのは能登半島地震で倒れたブロック塀だ。数年前に起きた大阪での地震を教訓に、ブロック塀は支えで補強することが推奨されていたにも関わらず、地震で倒れたブロック塀は補強されていなかった。

人が死んでから法整備が進む。そんな世の中のよくない流れをなんとか断ち切りたいものだ。

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