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学級崩壊は何故起こるのか

学級崩壊とは、一か月以上何らかの原因で学級がうまく機能しなくなる現象。だが私が小学校の時、そんな状態はほぼ聞いたことがなく、令和の現代の方が多いような気がしている(学級崩壊は統計として残す義務が無かったため私の時代からの正しいデータはそもそも存在しない)。素人ではあるが、何故学級崩壊が起こるのか考えてみたい。

まず、私が小学校の時、土曜日も午前に授業があった。それが高学年になる時、第二・第四土曜日が休みになり、中学になってからは土曜日全部が休みになった。それが良いか悪いかはともかく、授業の時間が減っている。それに比べて学習指導要領は授業の時間とは見合っていないと言われている。

そして、子どもの集中できる時間
小学校低学年(6~9歳)約15分、
小学校高学年(10~12歳)約15~20分
中学生(13~15歳)約30分
だと言われている。

この二点から考えると、明らかに子どもの集中出来る時間と授業の時間がかみ合っていない。授業の途中で子どもの集中が切れるのは当然のことだ。それにもかかわらず、学習指導要領で教えなければならないものが多過ぎて途中で休みをいれることができない。結果として教員が子どもが出歩いていても私語があっても時間を割くことが難しいのではないだろうか?

勿論教員によっては工夫して時間を配分している人もいる。合間にプリントを配り、教員に見せに行く時間を作る、音読の時間を作る、雑談を入れる…等。

学級崩壊は子どものせいじゃない。私はそう思うのだった。


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