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どちらの対応が正しいか

先日、ライブハウス「三軒茶屋HEAVEN’S DOOR」で、予告なく炎を使ったパフォーマンスを行ったバンドがあり、共演者・被害者であるLYLというバンドが今後HEAVENS DOORでのライブを取りやめるという声明を出す事態になった。

理由としては、ファンや、楽器に危険が及ぶ可能性があったからだということだ。私も学生時代は吹奏楽部に所属していたので楽器に対する想いはよく分かる。

そして、一歩間違えれば大事故になりかねないパフォーマンスには疑問しかない。庇いようがないと私は思っている。はっきり言って放火も同然だ。

だが、LYLの対応は少し違った。自分たちは今後HEAVEN’S DOORでのライブは行わないが、消防や警察への通報はHEAVEN'S DOORに任せるというものだった。それだけでなく、炎を使ったパフォーマンスについて理解を示し、そのバンドのファンにはそのパフォーマンスが必要なのかもしれないという声明を追加で出したのだ。

さて、ここで問いたい。

共演者に予告せず、炎を使ったパフォーマンスを行い、それを黙認しているライブハウス。

自分たちはライブを行わないとしつつも、きちんと声明をだし、相手バンドのパフォーマンスを肯定したLYL。

どちらが大人で真摯な対応なのか。一目瞭然だろう。

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hanasoraen
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