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コロナから学ばない人たち

2024年年末から2025年年始にかけて、救急外来や夜間診療所に患者が詰めかけているとの話が入っている。主な患者はインフルエンザ疑いか、新型コロナ疑い。これは2020年には基本的な感染対策でコロナ・結果的にインフルエンザを防いでいたにも関わらず、それを怠るようになってきたせいだが、私が問題にしたいのはそちらではない。

2020年、新型コロナウイルスが日本でも猛威を振るい始めたころ、とある症状が共通して見られた。それが、発熱後、翌日下がり、また翌日に発熱するというものだ。一方仕事熱心な日本人は、この熱が下がったタイミングで出勤してしまう。当然熱がさがっていても体内にはコロナウイルスが潜伏しているため、他の人にも移してしまう。結果、パンデミックに繋がったのだ。

またこの症状は、一部のインフルエンザでも共通している。それを鑑みると、発熱があったら三日は仕事を休み様子を見るべきなのだ。

だが、ほとんどの人は4年経った今、それを忘れている。それが今の感染拡大につながっている一端でもあるだろう。責任感が強いのは結構だが、その責任感で他の人にも被害をもたらしているのは間違いない。今一度、仕事第一主義も見直すべきだ。

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hanasoraen
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