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結局LiD/APDの診断基準って?


先日のラジオの中で阪本先生が話していたLiD/APDの診断と支援の手引きについて。結局どういうことなの?と。読んでみました。

結論から言いますと、

1.純音聴力検査が両側、4文法Bが~なんちゃらかんちゃら つまり、聴力が異常なし

2.語音明瞭度が正常範囲(静寂下の語音明瞭度が85%以上)

3.聞き取り困難の自覚症状を認める(小渕先生の質問紙で109点以下、または、小川先生の質問紙で6点以上)

の3点をすべて有していること

だそうです。

そして上の三つの確定検査後、追加検査として
1.聴覚情報処理検査
2.雑音下音場語音検査
3.ABR(聴性脳幹反応)、
 ASSR(聴性定常反応)、
 OAE(耳音響放射)の検査

4.発達評価(質問紙)
(AQ  A-ADHD PARS  CARRS  ADHD-RS
自閉症スペクトラムの検査とADHDの検査)
5.発達検査( WISC-IV、V  WAIS-IV知能指数の各評価に差が無いか見る
6.言語評価(KABCII LC-SA STROW)認知能力・基礎学力等

を行うことが望ましい。ということでした。


他は何故こういう検査が必要なのか、どういう検査なのかが中心で、正直読みたい人だけ読めばいいかな、と思います。

ひとつ気になったのは、今まで耳鼻咽喉科の医者がどのようにLiD/APDに向き合っていたか。

8割の医者がLiD/APDに積極的に向き合ってない。門前払いされてた現実が見えた気がしましたね。


ちなみに小渕先生の質問紙、小川先生の質問紙に関しては以下に抜粋しました。

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