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本全然読まんワイが勘でなろう転生小説書いてみたwwwwwwwww

「んぐ……」
俺はゆっくりと目を開く。
「ここは……?」
光がまぶしい……。そして暖かく……口に柔らかいものが当たっている……?
「目は覚めましたか」
「うおっ!?」
俺に当たっていたのはおっぱい……!?というか誰なんだこの子は……年端も行かない女の子の声だ。
「ここで倒れていたんですよ。大丈夫ですか?」
「き、君は?何をしているんだ」
「私はアリーナ。何って、あなたを看病していただけですが。」
アリーナと名乗る少女は慌てる俺を冷めた目で見つめている……正直興奮するが、今はそんなことは言ってられない。
「ここはどこなんだ……?俺は確か女子高生を庇ってミキサー車にはねられて死んだはずじゃ……はっ!まさか天国か!?」
うるさいですね……とばかりに目を伏せながら立ち上がったアリーナは、俺に背を向けて歩き出した。
「っておい!どこ行くんだよ!」
「ついてきてください。ここは魔物が多くて危険なので」
魔物!?
「ま、魔物が出るのか」
「長居は無用です。置いていきますよ」
今はこれ以上は相手をしてくれなさそうだ。俺は駆け足でアリーナのあとを追った。
「どうやらあなたは記憶を失っているようです。魔術か精神の問題かはわかりませんが治せません。ですから……」
急に話し始めたアリーナはそこでセリフを区切り、睨むようにこちらを見た。
「あなた、名前は何ですか?」
「え?ああ……」
あれ?なぜだろう……俺の名前……平凡な、あの漢字4文字の名前が思い出せない。
数秒の沈黙の後、アリーナは再び前を向いて話し始めた。
「まあいいです。あなたはこれから"アイバーン"と名乗ってください。」
「アイバーン……どうしてだ?」
アリーナが口を開きかけた途端、地面が大きく揺れ、俺たちはバランスを崩してしゃがみこんだ。
「こ、これは!?何が起きているんだ!?」
「チッ……こんなところでッ……!」
地面が裂け、無数の触手が現れた。
「うっわ!キモ!」
「下がれアイバーン!」
アリーナは叫ぶと、白い光を纏って触手の懐に飛び込んでいく。
「アリーナ!」
遠目に白い戦斧を振り回すアリーナが見える。触手は切られれば弾けたが、あまりにも量が多すぎる。俺から見ても明らかにアリーナは劣勢だった。
「くそっ……俺は指を咥えて見ていることしかできないのか……!?」
俺は近くにあった大きめの石を掴み、触手の群れに向かって投げた。
「せいっ」
その時だ。石は俺の手を離れた瞬間、無数の弓矢へと形を変え、触手たちに突き刺さった。そこらじゅうで触手が弾け、後には呆然とする俺とアリーナだけが残った。
「?……よくわからないけど、大丈夫か!?」
俺はアリーナに駆け寄った。アリーナは振り絞るような声で言う。
「ちょ……ちょっと。ステータス見せて!」
「お、おう」
俺の前に半透明の画面が現れた。もう、こういうことで俺は驚かなくなっていた。
「これって……」
アリーナの顔が青ざめていく。
「どうかしたか……?」
「どうもこうもないわよ!体力S、攻撃力S、魔術適正S……それに詠唱なしに超上級魔法を……」
ぶつぶつ呟いているが、俺には何を言ってるか聞き取れない。
「つまり、ドユコト?」
「ありえないぐらい性能がぶっ壊れてるってこと!!」
アリーナは大声で言い放ったあと、やれやれといった様子で頭を抱えた。
「これは……リヴァイアサン討伐どころの話じゃないわ……。いいから来なさい!」
アリーナは今度は俺の手をひっぱって歩き始めた。
「ちょっおいおい!」
俺がそういうとアリーナは立ち止まり、伏し目がちに俺を見た。
「あと……さっきは助けてくれて……ありがと……」
「!」
デレた!今確かにデレたぞ!?
事情はまだ掴み切れないがアリーナと一緒なら何だってなりそうな気がする。
「そっか……俺、最強なんだな!」
「はぁ!?その話はあとでじっくりするから!!あとアイバーン、あなたはしばらく私の監視下に置くわ!!勝手に離れるんじゃないわよ!!」
「えぇ!?そんなあ!勘弁してくれよおおお!!」

ー完ー


くぅ~疲れました!w(激古ネタ)
「転生したら最強なのに何も教えてもらえない件」、ここまで読んでくださりありがとうございます!
いや正直、攻めた記事タイトルの割にマジメに書いちゃったかな~って反省してますwww
でも初めて物語系の長文書いたんだし、テスト勉きつくて時間なくて寝てないし、クオリティはこれぐらいで及第点としましょう!!してください!!ww
気が向いたら続きかくかも?こうご期待!










































































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