ペラッペラ人生:高校3年生
時代は遡って高校3年生の頃です。
僕の人生の中でピークでしょう。
知っている人からすれば、漫才やってて人気あった時とか、単独ライブの後ジュンク堂の裏まで出待ちの列が出来ていた時など、その時がピークやと言う人もいるでしょう。
全然!
余裕で高校3年生の頃ですわ!!
この記事でもありますようにプリクラの写りの力を借りてモテていた高校2年生の時代。
しかし、高校2年生の頃にはライバルがいたわけですよ。
それは部活を引退して髪の毛を伸ばし始めた野球部の先輩です。
今まで、おしゃれ出来なかったのが一気に髪の毛を伸ばし始めるのです。
ちょっとワックスつけてみたりしだすんですよ。
これは強力ですよ。
坊主の時は何とも思わなかったけど、髪の毛伸ばしたらイケメーーンなんてことも多々あるレベルなんですわ。
勝ち目0。2年生の僕は他校の生徒からチヤホヤされることはあっても、同じ学校からちやほやされることはないわけです。
しかし、しかしですよ、自分らが3年生になれば、話は別です。
なぜなら、先輩にあこがれを持つピカピカの1年生が入ってくるわけです!
1年生からしたら3年生なんて大好物じゃないですか?
そして、僕は1、2年生の頃は先輩から目をつけられてて、何かあったら呼び出されて殴られてましたけど、そいつらがいなくなったので髪型派手にしたり、制服着崩してみたりとまぁまぁいい意味でも悪い意味でも目立っていたと思います。
今よりも身長2センチ高くて、体重12キロ少なかったあの時、少し派手目な人に憧れちゃう1年生からしたらまぁ目についたんだと思います。
そしてこれは、僕の力ではなく、もちろん周りの力です。僕の属していたグループが運動系目立つスポーツのキャプテンたちや体育祭で目立つ人たち。
それプラス僕は文化祭でバンドでツインボーカルなんかもやったりしていたので、絵に書いたような1軍なわけですよ。
モテない要素ないでしょ?小学校の頃にドッヂボール強い子がモテる感じで、高校生の頃のモテるステータス兼ね備えているでしょ?
それだけじゃ終わらないですよ、最強といってもいい武器が3年生になった僕に出来るわけですよ。
新1年生として入学してきた妹です。
当時校舎の1階に3年生、3階に1年生の学ぶ教室がありました。
妹が先に家に出て学校に行き、僕は後から家を出ていたのですが、おかんが『あの子お弁当忘れてるから持っていってあげてー』と。
めんどくさいなぁーとか思いながら、学校に行き、友達らに妹のクラスにいかなあかんねんと伝えると、みんなが俺も行きたい俺も俺も!と1年生を見たいのかチヤホヤされたいのかはよく分かりませんが、僕の『妹にお弁当を届けろクエスト』の為に仲間が6,7人ぞろぞろついてくるのです。
そしてその仲間はこの高校での最強戦士たちです。
負けるわけがありません。
3階を歩くだけで注目されて、女子たちはひそひそひそひそ。
妹のクラスにガラガラってなもんで入って『花岡さんいますー?!花岡ですけどー!』って。
クラスのみんなが僕の友達をみてキャーキャー、そして僕をみて『似てるー!』『同じ顔ー!』と。
そう、妹と顔そっくりらしいのです。今でこそそんなに似てないと思いますが、当時は僕もまだ幼かったので同じ顔でした。
そんな感じで妹のお陰で、1年生の中で目立つことも出来たし、妹のお陰で1年生の知り合いも増えました。部活やってなかったのに。
高校の卒業式で学年で一番花を貰ったのが僕でございました。
もちきれない花をおかんに持たせて車で持って帰ってもらうほど。
そして、卒業式で帽子をかぶり、しかも真横に被るというヤンチャぶり。
今思ったら相当嫌いなタイプですわ。
これを見たらこいつのピーク高校3年生やったんやなって、分かるでしょう。
以上徳島時代の明るい話でした。
暗い話もまぁまぁあるけど聞く??
それはまた今度…
花岡ショー
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