どんな芝居がいいの?
コロナ自粛で外に出ることがなくなった皆さん、ちゃんとお風呂入ってますか?
花岡です。
今日はお芝居の事を書いていきます。これからコロナの影響でお芝居できる日がいつ来るのか分からないし、色んなコロナについての記事や動画なんかを漁りまくってる日々を過ごしていてみんな口を揃えて言ってるのは最低1年は今みたいな経済状況が続くんじゃないかって事なので、それまで板の上でお芝居が出来ないってなるともう錆び付いちゃいますよね。
って事でもう1回原点に戻りまして、どんなお芝居がいいのか、どんなお芝居が好きなのかを考えていきたいと思います。
僕がいいなと思うお芝居は自然体です。完全なる自然体。会話劇とかなら特に。
「この台詞はこういう言い方ですよね?」ってのが好きじゃなくて、それが成立するのは計算されたコメディ、お笑い要素の部分だけだと思っています。
例えば頭がよい人の役が回ってきて、役柄説明で『早口でなんでも理屈立てて詰めてくるように喋る』って書いてあるとして、それを普段ゆったりした喋り方の役者がその役をやっても僕は『真似』の域を超えないと思うし、元々そういう喋り方してくる奴には勝てないじゃないですか。だってそんな奴なんやし。
真似が上手い人はいますよ、すげーなーって思う人もたくさんいてる。
けど、僕が漫才畑の出身だからかもしれませんが、もう普段のそのまんまな人の芝居に惹き込まれます。上手く役を自分に引き寄せる人が好きです。
これって結構賛否あって僕と真逆の人もいますので、あくまで僕の意見ですので。役を自分に引っ張るな、役になりきれって言う人割と多いもんね。そうなると極論ですが自殺したいって思う役とかそれこそ人を殺すほど憎んでしまう役になりきってしまうともう鬱になっちゃうよね。抜け出せるのかって怖くなるときあるもん。
え、どこから芝居だったの?って言われる人になりたいくらいです。これって気合入ってないように見えがちで、ちゃんとやって!って言われることも多いんですが(笑)けどさぁ、日常生活のシーンで、日常に気合い入れてちゃんと生きている人っている?大真面目熱血気合い入れ男の役とかならずっと肩に力入れてるかもしれんけど、そんな人いないでしょ普段。
自然体。これがホンマに理想です。
昔ゴールデンウィークに出たお芝居で、相手役の方が僕の方に寄ってきて僕は「あ、今来ちゃダメです!」っていうのを顔と態度で演じるシーンがあって、そこの稽古中で相手役の人が「あ、すいません、このタイミングじゃなかったですか?」ってガチで聞いてきたことがあった。芝居としては思いっきり間違えているわけやからあかんけど、僕としては相手にホンマに間違えたと思わせる芝居が出来たんだと嬉しかった。怒られたけどね。笑
でも究極のお芝居だと思うんです。
舞台の上でもカメラの前でも楽屋でもどこでも、おんなじって。
見ていて違和感もないでしょ?やっぱりどこかやっちゃってるお芝居ってやっちゃってるんですよ。やっちゃってるお芝居分かります?笑 お笑い芸人の人が演劇っぽい台詞回しのキャラで演劇っぽくコントをつくったりするのって、やっぱりどこかお芝居がやっちゃってるように見えるからじゃないでしょうか。やっちゃってるお芝居じゃなきゃ成立しないミュージカルとかなら全然いいんですよ!
最近のこの状況でどうしようもなくて、zoomを使ってお芝居をされている団体さんが多いんですが、こういうzoomなんか自然体の最たるものじゃないですか。しかも顔の細かい表情まで分かり易すぎるツール。なので舞台では丁寧だといわれる演技でも、このツールを通すと違和感しかなかったりします。
1回もやったことなくて、世に出したこともない僕が否定するのは違うし、1回やってみたいなぁと思っております。誰にも声かけてないけど。
このnoteで公開出来たらいいなぁとおもっております。
脚本も書いてみましょうかね、わくわく。
何が言いたいって芝居がしたいって事!!!!
このnoteではお芝居の事や、漫才をやっていた時の事、今後のコロナとの付き合い方、たまにふざけまくった文章なんかも投稿しております。
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