エンタメ系専門学校
エンタメ系の専門学校に通って、そして講師もしていた僕ですが
講師をしていると、本当にいろんなタイプの生徒に出会うわけです。
在学中の時も思っていたのですが、本当にいろんなタイプの子がいます。
きっとお笑いの養成所のNSCでもそうだと思います。
本当にお笑いが好きな子から、お笑い芸人が好きってだけの女の子もいますし、なんで入ってきたんやって思ってしまうような、めちゃくちゃ普通の子もいます。
エンタメ系の専門学校はNSCのようにお笑いだけではなく、歌だったり、芝居だったり、はたまたタレントだったり、モデルだったり、MCだったりいろんなジャンルがあり、そのいろんなジャンルを目指して、夢見てたくさんの生徒が入ってくる。
そして卒業公演で初めてそんな生徒たちを見た全然関係ない人が言う
『大した事なかったな』
ってあの言葉。
いや、分かる、わかるよ。
毎日テレビで見ているような人たちと卒業間近の2年間授業を受けてきた人たちをくらべても、そりゃテレビで活躍している人は化け物です。
たくさんいるプロの中でもプロ。レベルが段違いなのです。
そんな方たちと比べられても無理!まず、講師がその人たちに勝ってないから!
でもねでもね、
僕が思うのは伸び率を見て欲しいのですよ!
これは先生だけの特権のような感じになっているのが、悲しいのです。
皆様にも見て欲しい。
入学して、1回目の授業はだいたい自己紹介です。
自己紹介という名の自己PR、自己アピールです。
入ってきたばっかりで、喋るのがすごい苦手…みたいな子も入ってくるのです。
苦手というか、病気で出来ないような子もいます。
そんな子たちが卒業公演でパリッとした服を自分で探して、しっかり舞台に足付けて喋ったり歌ったり踊ったりしてるんです。
エグい成長率なんすわ!
これ、自分にも当てはめることが出来て、僕は入学してから1ヵ月とかで舞台に立つことがあって、そこそこ、ホンマに身内しかいないライブでそこそこの人の優しさみたいなウケがありまして、
その舞台の映像を卒業式前に見て感動しましたもん。
自分が全然うまくなってる!って。
これは吉本入ってからもそうで、一回目の単独と、最後の単独では映像を見返してみても全然スキルが違うのですよ。
格段にあがっているのです。
役者になってからもそうで、漫才を辞めてから芝居始めたての頃から、3年目くらいまでは、どんどん成長していってるのが分かりましたし、このころに学んだことが割と地盤になって、トークなり講演会なりに活かせているんじゃないかと自分では思っております。
多分専門学生の頃に自分の成長を感じられなかったら一瞬で辞めてたと思う。
自分で見ても感動するのだから、他のお客さんもそうだと思うのです。
なので、2年間学ぶ前のみんなにライブをして欲しいと思う。
このご時世微妙やけどそこは置いといてね。
多分自分の出来なさ加減に嫌気がさして、「悔しい!」よりも「もうやめます」になってしまう子もいると思います。
けどそれを乗り越えてこそ、そして自分が成長しているってことに気づけてこそ、もっと伸びると思うのです。
入った直後と、卒業間近講演やったほうがいいと思うなぁ
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