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英語を学ぶと同時に必要なスキル
実際に英語圏で日本語がわからない人と
接することは、文法などの間違いや恥ずかしさを
気にする私にはとても良い機会で、あっという間に
上達した。(…と思った。)
英語は学校で学びながら、少しずつ会話になって
きたときに感じたことは、コミュニケーション能力を
重視する今の時代に必要になってきたようで、講演を
頼まれるようになりました。
話すことが苦手な方が簡単にできそうなこと5つ
紹介します。
5つ目が一番大事!
①日本語と英語の口(唇)の使い方の違い
日本語はあまり口を開けずに話せるが、英語は
上下左右(ななめ?)によく動かす。
これができるようになると、発音がはっきりして
伝わりやすい。短い文章でも口の使い方に気を
つけるだけで上手さがグンと違ってくる。
私の活舌の良さはこのおかげだと思っている。
ドナルド・トランプ氏の演説。
内容は横においといて、演説そのものに関しては
とても聴きやすく説得力がある。彼に限らず、
TEDや演説をしている人でわかりやすい話だなぁという
人は口の動きが大きい。
日本人は少し大げさかなと思うくらい口をフル稼働(?)
すると伝わりやすいでしょう。
②抑揚と強弱
アメリカ人の話しには1オクターブの域があると
言われています。
1オクターブはちょっと大げさかもしれないけれど、
英語に感情表現は必須。
あうんの呼吸や空気を読むという日本文化からみると
恥ずかしくなるのですが、意思をきちんと伝える
アメリカ等ではとても、何を一番伝えたいのか、
自分がどう思っているのかを理解してもらうのに
とても大事なこと。
伝えたいところは特に強めで、ややトーンを高く
強めに。(辛いことや悲しいことなどは、トーンを
やや低く0.8倍速で)
③顎を少し上げ気味に
顎を少し上げると、自信があるように見えます。
(あくまでも少しで)
目線は一番遠い人たちを左から右へ、右から左へと
真ん中ぐらいまで少し(少しネ)首を動かしてみていきます。
④スピード
恥ずかしさ、不慣れ、自信がないなどの場合、
どうしても自分が思うより聴いている人には早く
聴こえます。
自分が思っているマイナス2割で話すと、聴き手に
伝わりやすくなります。
小泉進次郎衆議院議員が心がけたことでも有名です。
⑤伝えたいことは何か
「今日ここで話す目的は」
ここが大事です。
スタートでありゴールです。
目的によって話す内容も変わります。
言いたいことはいくつもあるでしょうけれど
できれば一つに絞るのが人の心に残りますが
いくつかあるときは、最初に「今日は皆さんに
お話ししたいこと3つあります。」という
ように3つあることを頭において聴いてもらいます。
大谷翔平選手がWBC決勝前の円陣声出しで、
「僕から一個だけ。憧れるのをやめましょう」
と始めたことは有名で、スピーチトレーニングで
よく紹介されています。
リーダーやエグゼクティブが人前で話す機会は
とても多く、同じ内容でも伝え方一つで変わります。
私はしょっちゅう話しているのに、なかなか部下に
伝わらない。みんなが動いてくれない、理解して
もらえない、、
私もそんな経験をしましたからよくわかります。
もう話すのが嫌になって社員が離れていく、
そんな経験もしましたので、話し方の大事さを
お話ししました。
何か一つでもお役にたてれば幸いです。