即興詩人
森鴎外 40歳。
アンデルセンの「即興詩人」を翻訳したもの。
大きめサイズのハードカバー。
クリーム色の厚めの和紙を使用。重みのある特別感のある本です。
まん丸と曲線が組み合わさったおしゃれなロゴ♡
カバーをとってみたら・・また違う印象になりました。ゴールドでますますエレガントに。
本来の色はグリーン(下記の写真参照)。光の加減でグレーになってしまいました。
大きめの字でとても読みやすいです。
森 林太郎(本名)。まさに自然あふれる名前ですね🌿 表紙の色がグリーンなのはそのためでしょうか。「石見人 森林太郎として死せんと欲す」という遺言を残し故郷の島根県、永明寺にお墓があります。
童話作家というイメージの強いアンデルセンが書いた自伝的小説。舞台はイタリア。主人公アントニオが詩人になるまでのお話。1834年出版なので、鴎外が翻訳する70年近くも前!どのようにして詩人になっていったのでしょうか😊