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永井荷風 36歳。 少年時代に見た隅田川を思いながら書いた小説。 幼馴染の女性が芸者になり、なんとなく距離感を感じてしまう少年の葛藤。 ・・・ 装丁は橋口五葉。→「吾輩ハ猫デアル」の装丁も手がける。 すみだ川の「みやこ鳥」 中編小説。薄めでソフトカバー すべてのページにつばめ(上)と魚(下)のイラスト ほのぼのとさせられる挿絵、深緑色で目にやさしい🌱 ふりがなのついた大きめの字。上質な紙でめくりやすい。 著作者 永井荷風 発行所 籾山書店 ◎同じ発行所、籾山書店
永井荷風 34歳。 訳詩や評論などをまとめた本。 本のタイトル「珊瑚」のように、コーラル色「赤、白、ピンク」がメインカラーです。 本のページ上部分には「天金」の装飾。重厚感を出したりページを保護してくれたり。 著作者 永井荷風 発行所 籾山書店 籾山書店といえば、谷崎潤一郎の「刺青」の発行所。こちらは蝶柄の胡蝶本です。 ・・・ 大学でフランス語を教えていた永井荷風。授業中の雑談がよかったというエピソードが・・ということは小説もおもしろそうですね。