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第5回 天災

今回は、二つ目になってほぼ1年のフレッシュな落語家昇輔さんの古典落語(天災)をテーマにしました。

前回に引き続き、“八つぁん”登場の噺です。

小痴楽師の八つぁんもいいが、昇輔さんの八つぁんもフレッシュなやんちゃ振りで痛快でした!


なお、お楽しみ。(まる)のイラストは6日(木)に投稿予定です。

みなさんならどんな景色を思い浮かべるのか?

想像、空想、妄想を楽しみながらお待ち下さい(^^)

○落語会
ワンコイン寄席
会場:連雀亭

所属協会・団体を問わず、小屋に登録している二つ目の落語家さんが日替りで登壇!
二つ目落語家さん大好きの僕にとっては、夢の小屋♬

○演者(敬称略) 演目
春風亭昇輔 天災
柳家小もん 目黒のさんま
春風亭一花 雛鍔

○ゲームのテーマとした演者 演目
春風亭昇輔 天災

昇輔さんの高座を観るのは今回が初めて!

でも、昇輔さんの師匠、瀧川鯉朝師は大好きです。
特に、新作落語がとってもかわいい!哀愁があるのに希望があって明るい噺が多いように思います(^^)

楽しかった今日が思い出になる時間、今日より楽しい明日への予感を感じさせるきれいな夕日のような演目が多い。

そんな師匠をお持ちの昇輔さん、今回はマクラで師匠とのエピソードに触れてくれた♬


そして、高座が終わった後には、元気で、若々しい昇輔さんの八つぁんが、どーん、と僕の中に鎮座ましましてた( ゚д゚)


-----高座-----
〈マクラ〉
師匠(瀧川鯉朝師)が、誤った日付を昇輔さんに伝えたことで起こったトラブルを紹介。
(↑昇輔さんは自らの間違いを疑いドタバタ)

結果は、自らの誤ちに気づいた師匠が昇輔さんに一言。
「昇輔、明日からは俺とお前は友達でいいよ。」
(師匠、かわいすぎる♬)

〈本編〉
ーあらすじー
短気で粗暴、喧嘩っぱやい八つぁんが、ナマル先生(識者、且つ穏やかな人柄)に、あの手この手で心穏やかに日々を過ごすための知恵を授けられる。
この知恵を披露したくてたまらない八つぁんが、帰り道、友人宅で遭遇したトラブルでこの知恵を披露するが…。



ハつぁんの人柄が見所の噺。

冒頭、いきなり、ハつぁんのお母さんやお嫁さんに対するDVエピソードから幕開け。
(この噺ができたころは、DVという言葉はないだろうし…、当時の人達の家庭内暴力に対する印象も今とは異なった感覚なのかもしれない…。兎にも角にも、ここをテンポよくコミカルにやって、観客を暗い気持ちにさせないところは、観応えがあった。)

ハつぁんとナマル先生の掛け合いは、もはやお約束!八つぁんのオトボケ振りに大爆笑!

昇輔さんの八つぁんは、威勢が良く、痛快で楽しかった!

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○僕のツボ
・八っつぁんその人かのような昇輔さんの演技。短気で乱暴者だが、どうしても憎めない八っつぁん。サイコー!

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