海のある暮らし
今の家の敷地内にビーチがあり、散歩がてらによく海辺で時間を過ごしてます。
水面を飛ぶ魚たち、物流船が通ると大きく揺れる波、雲で見え隠れする星、海の音や匂い、なんかやっぱり海のある生活って最高だなと在住1年目の今も感じています。海を見てると全ての事象がちっさく感じられるような心地になります。
昨日は海辺にて一緒の敷地内に住む韓国人の友人と世間話を気づいたら4時間くらいしてました。昨日は星もよく見えて最高なひと時を過ごしたなって思います;)
フィリピン人はフィッシャーマンという魚を獲ったり貝を拾ったりして生計を立てる人は少なくないです。セブは都会なのでマーケットに売るのが主ですが、田舎の島では自給自足する人も多いのでコロナがあろうとなかろうと同じ生活ができる人も多いようです😀
昨日はフィッシャーマンを見てふと私が4年前セブに留学をしていたときのことを思い出しました。
留学中も海が眺められる宿舎に住んでおり、夜に懐中電灯を頭に付けたフィッシャーマンをよく見ていました。『夜に海に入って魚を取らなくちゃいけなくて彼らの生活は大変だね〜』とか友達と話して、もっといい職が見つけられたらいいのになって内心思ってましたが、今考えると彼らからしたら『毎日通勤してパソコン作業してチームで働いて毎日お疲れ様〜』って思う人も多いだろうなって。
フィッシャーマンにはフィッシャーマンの、サラリーマンにはサラリーマンの楽しい所があるのだと今が理解できます。
そして夜中12時を過ぎた一つのモータも何もない1人乗りの小舟に乗ったおっちゃんが私たちの前を横切りました(それも結構な速さだった笑)。魚を獲っていた帰り道なのか、ただ単にボートに乗りたかったのか分かりませんが、そんな一つの場面に出くわす私の日常に感動してしまいました。日本に住んでいたらこんな場面なかなか見ないよな・・って(笑)
もしあのおっちゃんが12時になって寝れねえし暇だからボートでも漕ぐか😗ってノリで今ボート漕いでるのならそんな人生も最高だよね✋っていう話に。
韓国人・日本人の私らからするとフィリピンの日常が非日常であり、ユニークかつシンプルな幸福の価値観に無意識に触れている。
そして、私の幸せを感じるポイントや楽しい〜!!って心が揺れる時って自分の中の常識を覆された時なのかも。と最近感じています:)(そのせいで今まででユニークな人に恋に落ちて地雷踏みがち笑)
今の私の状況は側から見ると
「コロナウィルスにより職場は愚か、業界全体が大打撃。給料も今月からなくなり、職を失う5秒前。そしてビザやフライトの関係で帰国難民なう。将来の夢やプランは全て海外関連や観光業にまつわる職業であったためキャリアについて再検討中」
可哀想〜って思われるような状況なんでしょう。
でも実際の今の私の心境は感謝で溢れています。
「コロナウィルスで週2でしか働けなかった3ヶ月間、今まで通りの給料、住宅や食事を提供してくれて本当有難い。時間ができた数ヶ月間人生で一番ゆっくりできたし自分の興味の範囲がすごく増えた。毎日たっぷり寝て自然や海に癒された。鳥や水の音の中で食べる朝食最高。フィリピン人の優しさや暖かさに触れることも前より出来た。この期間は神から与えられた日本に帰って家族や友人ともう一回過ごすためなのかもしれない。探してみたら案外やってみたい仕事も日本にあるやん。」
コロナ前は休日は忙しく過ごすことで自分を満足させてました。朝早く起きてモールに行き、買い物やカフェに行かないと休んだ気がしないし、勿体無い気持ちになっていた。コロナで生活が変わり、家でも新しいこと・出会いが沢山あることに気づいて、YouTuberや映画、本、食べ物、このnoteもわたしの人生において新たな出会いです。
一周回えい、今帰国したくない気持ちにも追われています笑。今のこのゆっくりと過ごす時間って本当に贅沢だなと感じてます。
幸せの考え方や困難の乗り越え方って考え方でかなり違ってくるし、自分に都合よく考えることが時には必要だと思います😉
海辺にどうにか暮らしたいと考えている海なし県出身の叫びでした🙄