イメージから商品へ。
先週の金曜日でした。
朝方作業所へ着き部屋の椅子に腰掛けるなり、ある一点から視線が外せなくなったのです。
「わたしが織った反物でショルダーバッグが出来上がってる!」
嬉しかったあ。
嬉しくないはずがないです。
その後、写真を撮らせてもらいました。
ちなみに、「蓮の花」をイメージしながら縦糸や横糸として使用する布選びをして織り上げた部分がショルダーバッグの生地として使用されていました。
織りの仕事は作業所へ通う利用者がおこなっていますが、商品へ仕上げる作業はミシンを担当されている専門の職員がおこなっています。
利用者の人数が圧倒的に多いので、季節ごとに開催されるフェアの前などは商品を仕上げるのに多忙なことと思います。
また、織り上げられたすべての反物が商品に使われるわけではありません。
どの反物のどの部分を使用して何をつくり上げるか。仕上がったものを見て、毎回ミシン担当職員さんのセンスにうっとりします。
ミシンだけではなくバッグの持ち手やショルダー部分の取り付け、裏地やタグの色まで決めていらっしゃいます。
実際、織り上がった反物を眺めても「うーん」って感じだったのに、商品になると印象がまったく異なるんですよね。売り場の棚に並べられると、更にまた違った印象を受けます。
「仕上げ」って責任感が伴いますよね。
12月に入ってから織り以外の作業をわたしも手伝わせてもらったんですが、反物にハサミをいれる瞬間の緊張ったら半端なかったです…。
元々利用者側にいてミシン職員へ転身された方もいます。その決意にプロ根性を感じますね。ものづくりが「好き」だけでは、担えないですもの。
載せた写真のショルダーバッグは、いつ頃工房の売り場に並ぶのでしょう。肝心なところを聞かず、写真を撮るのに興奮していました…。
作業所は、現在大掃除真っ最中です。
年が明けたら工房の様子を覗きに行ってみます☆
【おだまき工房(ショップ)】
〒187-0043 東京都小平市学園東町 1-23-23
【ODAMKI(就労継続支援B型事業所) HP】
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