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はじめての「網代織り(あじろおり)」。

 基本的に午前中のみの通所ではありますが、「がんばれそう」と思えるときは午後まで滞在する日が増えてきた近頃。
 相変わらず緊張(特に朝方)が強く、穴があったら隠れたくなるほどの「恥の感覚」に襲われますが、織りの作業は楽しくやっています。

 前回の反物を織り終え、今回はじめて挑戦しているのが「網代織り(あじろおり)」という手法の織り方です。


 上の写真のように、四角形の模様をつくれるのです。正方形で統一すれば、市松模様になりますね。
 和装に似合いそうなバッグでカッコイイ!

 「縦糸を選び」→「整経」→「おさ通し」までは普段のセッティングと変わらないのですが、「そうこう通し」の段階に入ったところでどのような模様を出すのか調整していきます。

見えにくいけど「こんな模様にしたいな」と
紙に書き出してみたもの。
数字が苦手で31cm幅の反物におさまる四角形の幅を
計算しただけで脳疲労に襲われた(笑)


 このデザインを基に、支援員さんに計算を微調整していただき「そうこう通し」の工程へ。

何度説明されても想像できなかった「網代織り」の
仕組みがココでわかった💡


 横布と糸を交互に織っていくことで、浮き上がってきたのがこんな感じ!

淡い紫&緑の組み合わせ。


 また、横布の色を変えて織るとこんな感じになりましたよ。

目がチカチカしたらごめんなさい💦


 淡い紫の布から、青が強めの濃い紫の布へ。このあとは緑系の布を織り込んでみるつもりです。
 ちなみに今回の反物で、わたしがイメージしているものは「藤の花」。イラストも描いているので、織り上がった際にまたこちらで紹介させてください。

 きっと織りの手法はまだまだたくさんあるのでしょうね。「網代織り」は気になっていたものの「これをやってみたいから教えてください!」と主張するのが自分には難しい。
 「トイレに行きたい」とか「お腹が空いた」とか…子供の頃から言い出せない性格だったので、幼稚園のお泊り会でひたすらトイレを我慢しお開きになった瞬間ダッシュで園内のトイレに駆け込んだ、のと似たようなことを大人になった今でも繰り返しているから成長できてないわ…と痛感します。

✽✽✽

 「ODAMAKI」では「織り」と共に「トムテ」も引き続き制作中!
 来週には「春のさき織りフェア」が迫ってきています。お近くの方は是非ふらりと立ち寄ってみてくださいね。遠いなあという方、秋には毎年吉祥寺で(きっと今年もある、はず?)フェアをやっているのでご興味ありましたらよろしくお願い致します。


【おだまき工房(ショップ)】
〒187-0043 東京都小平市学園東町 1-23-23【ODAMKI(就労継続支援B型事業所)HP】
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