「そう来たか!」:想定外の出来事にでくわしてもパニックにならないマジックワード
思いもよらないことが起きたときにパニックにならないマジックワードがあります。
「そう来たか!」
と声に出して言うことです。
すると、あら不思議! 何が起こったのか、問題を解决するためにはなにが必要か、他に選択肢はないか、を考えることができます。
パニックになって「どうしよう、どうしよう」とオロオロせずにいられます。
2022年7月、まだコロナが収束する前の夏に家族とハワイに行きました。
日本に帰るには、帰国前72時間以内にPCR検査を受けて陰性であることが条件であった時期です。
家族全員がPCR検査を受けました。翌朝、それぞれのスマホに検査結果が届いたので順番に確認しました。妻は・・陰性、娘は・・陰性、よしよしいいぞ! さて私は?・・陽性?! 二度見しましたがやはり陽性・・・。その瞬間から私はバイキン扱いになりました。
まず、ホテルの一室にで「自主隔離」して、家族が感染しないように細心の注意を払いました。
熱がでてきて朦朧としてきました。なんとか、ホテルを探し、航空券を取り直しました。ネットで日本に帰るための手続きについて調べてPCRの再検査の手配をしました。
2日後、家族は無事に日本に帰ることができました。新しいホテルに異動しました。が、これが大外れ。部屋の設備の割に値段が高い! 急いでネットで別のホテルを予約して翌日移ることにしました。
ホッとして夕食を買いにでたついでに明日から泊まる隣のブロックのホテルを見に行きました。受付に明日からよろしくね、と声をかけました。日系とおぼしきオバサンがパソコンを睨んで怪訝な顔をして「あなたの予約は入ってないよ」と言います。
そんな馬鹿なとリュックからパソコンを取り出して予約確認の画面を見せました。「あぁ、このサイトは時々ブッキングが届かないのよ」と驚きの返事が返ってきました。
「そう来たか!」と心で叫んで一息ついて、オバサンと交渉開始。押し問答の末、なんとか部屋を確保しました。
さて、新しいホテルに移って日本への帰国許可を得るための書類を揃えました。書類はホノルル総領事館にメールで送ります。書類は持参しないでね、ウィルスを持って来ないで!ということのようです。まぁそりゃそうですね。
資料一式を揃えてメールに添付して送りました。やれやれ、明日の昼には帰国許可がもらえる、明後日の飛行機に間に合う、とホッとしました。
ところが、翌朝、パソコンを開けると、昨日送ったはずのメールが送られていませ~ん、というエラーメッセージが現れました。
えぇっ、どういうこと!!
「そう来たか!」と心で叫んで一息ついて、必死で考えました。もしかしたら添付ファイルの容量が大きすぎたのか? 総領事館に電話で問い合わせると添付ファイルは10Mまでとのこと。早く言ってよ!どこにもそんな事書いてないよ~~
ファイルの容量を小さくして再送しました。総領事館に電話して「今送ったメールは届いていますか?」と確認しました!
二度あることは三度ある!
空港で長~い列に並んで手荷物検査を受けたときのことです。無事検査を終えて荷物を確認したら、「エェッチケットがない!!!」
このときは一瞬アタマが真っ白になりました。
「そう来たか!」と心で叫んで一息ついて、手荷物検査場に戻ると私が荷物を載せた検査場の床にチケットが落ちていました!
係官に頼んで拾ってもらって薄っぺらいチケットを手にしたときは流石に「もう来ないでいいからね!」とつぶやきました。
予想外のことが突然起こったときのマジックワード
「そう来たか!」
あなたも試してみてください。パニックにならずに対処できますよ!