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加藤さん、なんで品川に住んでるんですか?【今週の加藤さんvol.15】

「今週の加藤さん」
「今週の加藤さん」は“最近何か気になってる話題とかありますか?”というとてつもなくラフなお題を、花咲爺さんズ代表の加藤さんに聞いてみるコーナー。聞き手は弊社シオヤ。

今回は、そういえば何で加藤さんは花咲爺さんズが大切にしているフィールドの一つ「品川」に住んでいるのかな?という素朴な疑問をぶつけてみました。

シオヤ:
加藤さんって、品川シーズンテラスのエリアマネジメントに関わるようになったのが品川港南エリアに関わり始めたきっかけですよね?今ではエリア内に住んでいらっしゃるし、そこまでエリアに入り込むのきっかけって何だったんですか?

加藤さん:
うーん。逆に質問で返しちゃうけど、シオヤさんも今品川に住んでるよね?それはなんでだった?

シオヤ:
そうですね…環境を変えたいっていうのが一つですね。大学時代からずっと花咲爺さんズにインターンで関わっていたので、学校を卒業して「就職する」っていうライフイベントに対しての新鮮さがなくて。せめて住む環境は変えようかなと(笑)。
あとは、初めての社会人生活ということで、電車で通勤しながら仕事をしていく自信がなかったので、この際会社の近くに住もうかなと思ったのもありますね。

加藤さん:
そうなんだ。

シオヤ:
でも住んでみて正解だったなと思います。地域への入れ込み方がさらに深まりますし、あとは地域内で物を届けたりとかちょっとした業務もすぐできますし。

加藤さん:
なるほどね。
僕の場合は、実はとにかく通勤が嫌だったんだよね。
前の会社でも、就職決まってすぐに徒歩5分の場所に引っ越したし。
だから、地域に入り込みたいとかじゃなくてとにかく通勤を楽にしたいっていうのが大きかったかな。人間なんてみんなそんなもんじゃないかと思うけど(笑)。

シオヤ:
まあ、そうですかね(笑)。
じゃあ品川に引っ越してみて、通勤以外の面で良かったなと思うことってあります?

加藤さん:
もちろんまちの中に知り合いが増えて仕事がしやすくなったし、スーパーでばったり会うくらいの距離感になれたのはよかったなと思うかな。近所の人にごはん食べに来なよって誘われたりすることも結構あるし。

シオヤ:
なんか、もはや「エリマネやってる業者さん」以上の関わり方ですよね。

加藤さん:
うーん、別に仕事上の立場とかってあまり関係ない気がするけどね。人と関わるのが嫌いでなければ、ほぼ必然的にコミュニケーションをとる場面ができて仲良くなれるから。それこそ品川は飲食店が多くないから僕的にはちょっと物足りないと思っちゃうけど、それでも住めば都って感じにはなるよね。

シオヤ:
それこそ、まちづくりに関わる上ではコミュニケーションが好きな人の方が向いてるとか、そういうのってあると思います?

加藤さん:
それはどういうまちづくりをするかにもよるよね。確かにまちの中にコミュニティを作っていくのはいいことではあるけど、まちの中にはあまり人と関わりたくない人ももちろん一定数いるし、そもそも誰でも一人でいたいときってあるから、コミュニティづくりにこだわるのがすべてではない。一人でいて居心地の良い環境も重要で、コミュニティに属することがいいことだという雰囲気を全面に出してしまうと逆に居心地が悪くなってしまうと思う。

シオヤ:
なるほど。じゃあ、環境を俯瞰して見ることができて、あまり価値観を押し付けないことが大事なのかな、と思いました。

加藤さん:
そうだね。
住むまちってそんなに気軽に変えられるものではないでしょ?一人暮らしならまだしも、子どもがいたりすると学校とかもあるから余計に引っ越しって気軽にできるものではない。もちろん転勤族とかもいるけど。
住むまちは気軽に変えられないからこそ、まちってできるだけ選択肢が多くて多様性を受け入れるような場所であるといいんだと思うな。セーフティネットとしてのコミュニティは最低限あっていいと思うけど、コミュニティだけですべてを覆いつくさないような感じを目指したいよね。


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