「まちづくりで世の中を変える」まちづくり企業が目指す、世の中を変えるまちづくりとは?【後編】
みなさん、こんにちは。まちづくり企業・株式会社花咲爺さんズ、インターン生の金島です!前回に引き続き今回は後編をお届け!花咲爺さんズとはいったいどのような会社なのかインタビューをもとにひも解きます!
後編では、花咲爺さんズ、メンバーへのインタビューから、前編でご紹介した「まちづくりと連動するイベント」について迫ります。そこからわかる「まちづくりで世の中を変える」というミッションをさらに深堀。ぜひお楽しみください!
前編はこちらから👇
インタビュー
花咲爺さんズメンバーに聞く「シナハロ」
前編でも触れたように花咲爺さんズはイベントを通して様々なまちづくりに関わり、活動を提案・実施しています。そんな花咲爺さんズの代表的な『まちづくり×イベント』のプロジェクトといえるのが品川ハロウィン、通称シナハロ。
シナハロは『品川駅周辺で活動する企業や地域の方々と一緒にオリジナリティ溢れる新しい品川スタイルを作り出したい』をモットーに品川シーズンテラスが開業した2015年当初より地域を盛り上げるべく、毎年10月に行われるハロウィンイベントです。花咲爺さんズは実行委員会の一員として、主にこのイベントのマネジメントに携わっています。今回のインタビューでは花咲爺さんズの田畑さんと塩谷さんにインタビューし、シナハロを通した花咲爺さんズの実践をひも解いていきます。
その①:創業メンバー田畑さんに聞いてみた
「花咲爺さんズを立ち上げて初めて“これがまちづくりか”と実感した
イベントはシナハロでした。」
そう話すのは花咲爺さんズメンバーの田畑さん。田畑さんは会社立ち
上げ当初からかかわるメンバーの一人で、最初にシナハロを作り上げ
たメンバーでもあります。
「実行委員会をつくり、企業や団体などまちに関わる方々との定例会を半年ほどかけて行いました。いろいろな立場の方たちの思いをまとめて形にすることの難しさを感じました。」
と田畑さん。花咲爺さんズがまちづくり企業として歩み始めたときからこれまでの歴史を知っているからこそ、改めてまちづくりを実感することができたのかもしれませんね。
その②:入社2年目の塩谷さんに聞いてみた
「これまで仕事をしてきた中で一番心に残っているイベントは
シナハロです。」と話すのは花咲爺さんズメンバーの塩谷さん。塩谷さんはもともと大学時代に花咲爺さんズでインターン生として働いた経験がありましたが、その際には少しシナハロに携わっただけでした。入社してからは本格的にこのイベントに参加しています。
「シナハロを通してイベントを取りまとめるポジションを経験し、そのポジションに立てたことでまちが一丸となって何かを作り上げる一体感を肌で感じられました。エリアの色んな人の力をまとめて一つの『シナハロ』を創っていく過程には、品川というまちに立場を越えた絆を生み出していける可能性があると思います。」
と塩谷さん。「絆の存在意義」を見出すことが自分たちのミッションなのかなと感じているそうです。
シナハロの集合写真
ミッションをカタチに。
このシナハロはこれまで品川シーズンテラスのイベント広場や地域のお店、施設を使ってオフラインで行われてきましたが、2020年以降、新型コロナウイルスの影響からオンライン開催という形で行われています。
リアルな品川のまちが使えない状況でも、ビデオ会議ツールを使った双方向型のワークショップや地域で暮らす子供たちを主役にしたステージ発表など、地域の人々を巻き込んだ様々なコンテンツが盛り込まれたものになりました。まさに、花咲爺さんズのミッションである「まちづくりで世の中を変える」ための「参加型イベント」の実現。
花咲爺さんズでは、イベントを通して会社としてのミッションを掲げつつ、その中にある社員一人一人のミッションに対する答えをカタチにしています。
最後に
いかがだったでしょうか?前編・後編を通してまちづくり企業・株式会社花咲爺さんズを知っていただけたのではないでしょうか!
まちとそれらを構成する地域・組織・人は今もなお変化し続けています。新型コロナウイルスをきっかけとしてリモートワークなどの仕事のあり方、そして人々の生活様式が変化する中でまちを豊かにする方法は新たな局面を迎えています。
変わりゆくまちを舞台に、花咲爺さんズは人々に「参加している感覚」を得てもらうことで幸福になり世の中は変わるという想いを胸に、イベントを連動させています。今後の「まちづくりで世の中を変える」花咲爺さんズの挑戦に注目です。
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