心配で心配で仕方がなかったので、心配するのをやめた日。
(安心してください。無料ですよ。)
親は子どもに「幸せになってもらいたい」と願っています。
健康ために、体によい食事をつくり、規則正しい生活をさせたりします。
学校に行かせ、きちんとした洋服を着せ、お箸や茶わんの持ち方を教え、あいさつを教え、人との付き合い方を教え…
私は若い頃、ちゃんとした人ではありませんでした。
明け方まで飲み歩き、時には道路で寝ていたり、アルバイトは適当にやればいいと思っていたし、煙草も吸っていた。健康なんて関係ないと思っていたし、子どもも基本的に好きではありませんでした。
しかし、子どもができたとき、お酒も煙草も止め、健康に気づかい、子どもをかわいく思えるようになりました。
女性はみんなそうなのでしょうか?
男性は自分が生むわけではないので、恐らくそこまで変わることは稀だと思いますが、女性の場合はそう言ったこともよく聞きますが、私の変わりようは本当180度と言ってもいいくらいの変わりようでした。
もともと真面目な性格でもなかった私でしたが、息子が生まれてから子育ては真面目にするようになりました。
さらに、息子のアトピー(生後4か月)をきっかけに、その真面目さには拍車がかかり、もう自分の信じたもの以外は全て毒であり害であると信じていました。
その後も、息子のことを
ちゃんとした子
に育てようとしていたような気がします。
本人(私)は、ただただ息子の幸せを願い、やれることをやってきただけですが、あの苦しかった子育てのことを思いだすと
ちゃんとした子
に育てることに必死だったような気がします。
高校をやめるやめないと言う時も、息子の行く末が心配で心配で仕方ありませんでした。
しかし、ある時
心配で心配で仕方がないので、心配するのをやめます!
と、心の中で宣言をしました。
矛盾している言葉ですが、私の中ではストンと落ちました。
人はダメと言われると、よけいやりたくなってしまう。
だから、心配していることにダメ出しをするのをやめました。
しかし、心配はしたくないので、心配をするのをやめる。
もしも、この記事を読んでいる今子育て真っ最中で、苦しくって大変で誰にも分ってもらえなくて泣きたくなっている人がいたら、言ってみてください。
(自分のことや子ども、家族のこと仕事のこと…色々色々…)
心配で心配で仕方がないので、心配するのをやめます!
心配してもいいんです。
不安になってもいいんです。
ダメな母親でもいいんです。
一生懸命やってもいいし、やらなくてもいい。
誰かに認められることなんてこの先も来ないんです。
だから、自分で自分のことを認めてOKを出すしかありません。
こんなちっぽけな言葉、気休めにしかならない…いや、気休めにもならないかもしれないけれど、きっと根っこがしっかりしていたら、あとはなんだってOKなんだって、最近本当に思えるようになったから。
だから、子育てのちょっぴり先輩として、そう思える日がきっとくるよ♪と伝えます。
がんばり過ぎず、がんばってください♪
17年前の自分に会ったら、言ってあげたいなと思います。