夏日に山へ行ったら、凍死するかと思った話
今年の夏も、とっっっても暑かったですね…
そんなわけで先日、滋賀県にある『びわ湖バレイ』へ遊びに行きました。
蓬莱山と打見山の山頂にある複合施設で、麓から山頂までロープウェイが通っており、手軽にアクセスすることができます。
※現在は12/27まで定期点検中です
当日の気温は25℃。
天気もご覧の通りのピーカン照りでした。
ところがどっこい、25℃というのは麓の話。
基本的に標高が100m上がるにつれ、気温は1℃下がるようで、山頂は恐らく13℃位。
そのため当日の格好は、こんな感じでした。
しかし、私達は大事なことを見落としていたのです。
そう、風速で体感温度が著しく下がるということを…
なんと風速1m/sにつき、体感温度は1℃下がるというのです。
そして当日の風速は、脅威の8m/s弱…!!!
つまり、山頂の体感温度は約5℃!!!
東京の1月の最低気温に値するレベル!!!
半端なく、寒い!! 寒すぎる!!!
なんなら人間は10℃以下で凍死してしまう可能性もあるらしく、周りの人もとにかく「寒い寒い」と口を揃えていました。
私達はまだマシな方で、半袖短パンのお兄さんや、タンクトップの外国人はガタガタ震えていました…
せめて温かい飲み物を…
と、自動販売機に近寄るも、ホットは全て売り切れ。
遊ぶのを諦めて下山しようとロープウェイに向かうと、長蛇の列ができており、ペンギンのように人がおしくらまんじゅうしていました。
仕方なく列に着きましたが、私の脳裏に浮かぶのは『トムラウシ山遭難事故』のことばかり。
「夏の山で低体温症〜? ありえなくない?」と宣っていた自分をぶん殴りたかったです。
夫と身を寄せ合いなんとか下山した後は、熱いラーメンを食べに車を走らせました。
何事もなく済んだので良かったですが、やはり山を舐めたらいけませんね。
例えレジャー施設として整備されていても、山は山。
決して軽装では行ってはいけないと思い知らされました。
この記事を読んだ皆さんが、少しでも山で寒い思いをしませんように…🙏