年越しドイツ旅行日誌 3日目〜ケルンと香水とそれから私〜後編
もう一つのオーデコロン元祖を訪ねる前に、寄ってみたいスポットがあります。
それは、聖コロンバ教会。
古代ローマ時代の遺跡が残っている上に、美術館を建てたという不思議な造りをしています。
ちなみにこの遺跡は教会だったようで、建物の中に教会も復元されています。
美術館はかなり先鋭的でして、ちょっと難しく感じました…笑
ただ、途中にあった馬鹿でかいピタゴラスイッチのような装置は面白かったです!
さて、次はいよいよ“オーデコロン元祖”である『ファリナハウス』の登場です。
こちらの香水ショップは、事前に予約をすれば香水やこの店に関するガイドツアーに参加することができます。
(ドイツ語か英語のみ)
私達は英語の会に参加しましたが、ほどほどに分かりやすい英語で話してくれたような気がしました。
特に覚えてるのはこんなこと。
Q.香水の調合ってどうやるの?
→初代が思いついたものを再現している。
※レシピがなかったので、作って嗅いで調整を繰り返して出来上がったらしい。
Q.昔の香水ってどういう立ち位置?
→とにかくびっくりするほど高級なので、格を示すために使っていた。
(ナポレオンもここの香水を愛用していたみたい)
また、当時は街に悪臭が漂っていたのでそのような匂いを消すために使われていた。
Q.香水を試すと、3つ位で何が何だか分からなくなってくるのですが…
→それが普通だから気にすんな!!!!!
(めっちゃ勇気をもらえました)
それと、ツアーの最後には小さなオーデコロンを頂くことができます。
ちなみにチューリップはかつて高額で売買されていた花のため、格式高いファリナハウスの香水にピッタリということでイメージシンボルになってるそう。
この後は少し散歩しようと、ライン川の向こう岸へ橋を使って渡ったのですが、ここから見る大聖堂の美しいこと!
横のクレーンのが光ってて笑っちゃいましたが。
川向こうにはケルンを一望できるタワーもあるので、
そこにも登ってみました。
夕飯はソーセージ以外が食べたくなり、シュニッツェルとポテトの盛り合わせ。
それにしてもドイツの料理は美味しいけど、量が多い…
店員さんにお願いして、減らしてもらうのもありだと思います…
夕飯の後は電車の時間までどうしようかな〜。
と思っていたのですが、12/30にもかかわらずクリスマスマーケットがやっており、急遽足を運ぶことにしました。
先日ザクセンでクリスマスマーケットに車が突っ込むという惨事も起きましたが、普通に開催されていて人もかなり多かったです。
一応車止めも設置されていたのですが、邪魔だからか途中から道の端っこにどかされていました…
本場のクリスマスマーケットはクリスマスで終わると聞いていたので、思わぬ収穫に終始ニッコニコ!
マーケット内はディズニーランドみたいでとっても煌びやかで、可愛いもので溢れていました。
そんな中、私達が選んだのはやはりホットワイン。
デポジット制になっているので飲み終わったグラスを戻したら、手元に5€返ってくるとのこと。
グラスをお土産で欲しい人は、そのまま持ち帰ってOKだよという幸せな制度です。
私達は記念に持ち帰る事にしました。
ケルンへは日帰りで訪れたのですが、このように十分楽しむことができました!
大聖堂に香水、美術館にクリスマスマーケット。
観光欲張りセットを味わうことができるケルン、ドイツでオススメの場所になりました〜!