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春のゆらぎ肌~キーワードは洗顔と常在菌~

肌をとりまく今の環境

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 立春が過ぎ、寒さを感じながらも季節が冬から春へゆっくりと動き出しています。影響で少し暖かいくらいの過ごしやすい日もあります。寒暖の差が激しく、体調が崩されている方も少なくないのではないでしょうか。今の時期、肌にとっても少しずつ変化が訪れ始めています。肌に備えられているバリア機能とは、わずか0.02mmの角質層と言われるとても薄い部分。バリア機能が正常に働いていると肌が潤い、乾燥はしないはずです。
 それなのに、なぜこの季節は肌のトラブルが多いのでしょうか。

ゆらぎ肌の3大要因


春のトラブルについて、以下の3つが主な要因だとされています。

①花粉、ホコリ、大気汚染物質などの外的刺激
スギやヒノキを筆頭とした花粉、春になりどんどんと飛散が始まっています。さらに季節風によって黄砂やほこりが肌にあたると肌表面のバリア機能に傷がついてしまいます。さらに、花粉症や黄砂でどうしてもかゆいと目元をこすったり、鼻を何度も噛んだりして皮膚が物理的に摩擦を受けてしまいます。花粉症がつらい方はマスクをしている方も多いかと思われます。鼻や頬など、マスクと触れている部分は刺激を受けている状態です。その部分から赤みが出たり乾燥したりしてしまうのです。
②乾燥
空気中の水分が少なくなると肌表面も乾燥が進みます。通常肌は弱酸性に維持されていますが、乾燥肌は弱アルカリ性になりやすいとされています。すると皮膚常在菌の中でもニキビの元になるとされているアクネ菌などの悪玉菌が優位な環境になるのです。
③皮脂の分泌
乾燥すると、肌はバリア機能を整えようと皮脂を分泌しようとします。特に春先は外的刺激が多く。バリア機能に傷がついてしまうと何とか修復しようとして過剰に皮脂を分泌します。その結果、ニキビや毛穴の開き、黒ずみが発生するのです。

以上の要因に加えて、春は大きく環境が変わる人も。異動や転職、就職、人間関係の変化によってストレスを感じます。その結果として自律神経が乱れ、バリア機能を大きく損なう原因になります。

意外と注目されていない?スキンケアの盲点、洗顔料

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美的が2017年に行ったアンケートを参照すると、一番お金をかけている商品は化粧水という結果が出ていました。しかし近年、その認識からすこしずつ変わりつつあるようです。

化粧水、乳液よりもクレンジングに着目されることが多いですが、それはなぜなのか。実は肌というのは皮脂腺から皮脂を出し、常在菌が分解をすることで皮脂膜を作り上げています。肌についても内側から潤うような構造になっています。

極端な話をすると、外的ストレスが少ない環境下なら、健康な肌の場合は化粧水も乳液も不要といっても過言ではないでしょう。スキンケアを考えるうえで大切なことは、ついてしまった汚れは自分では取れないという点です。毎日肌は様々な刺激にさらされ、汚れが付着していきます。メイクも肌にとっては汚れという扱いになってしまうのです。

その認識が浸透してきたせいか、2018年ごろからはクレンジングにスポットが当たる機会が増えてきました。油分の汚れを浮かせることで洗い流すクレンジングに対して、洗顔料は皮脂の汚れや古い角質、汚れを落とす効果があります。洗顔をしたら肌が明るくなった気がする、というお声を頂戴することもあります。おそらく紫外線などの影響で酸化した皮脂や汚れが洗顔をすることで流れ、肌が滑らかになることで肌の透明感が上がった、キメが細かくなったのでしょう。乾燥がひどい方以外は朝と夜の洗顔をお勧めします。

洗顔はスキンケアの入り口、正しい方法で健康肌へ


洗顔
①30度から35度のぬるま湯で洗う
寒いので熱いお湯で洗いがちですが、40度以上になると常在菌の作っている皮脂膜が過剰にはがれてしまいます。手で触って少しぬるいかも、と感じるくらいで洗顔を行ってください。
②洗顔料をしっかりと泡立てる
液体状の洗顔料、洗顔せっけん、どちらをお使いの場合も白く細かい泡になるまで泡立ててください。洗顔ネットを使うと簡単に短時間で泡立てることが出来ます。
③泡スポンジで洗顔するイメージで
細かい泡をつくってもごしごしと手のひらで押し付けてしまうと摩擦につながるほか、常在菌を過剰に落としてしまう事にもつながります。洗顔をして肌をきれいにするつもりだったのにかえって肌を傷つけてしまっていた、という事態にもつながりますので、泡をくっつけるイメージで洗ってください。

どうしてももう春になったことを自覚しづらい季節ですが、今から肌のケアを見直して紫外線の強い季節に備えてみませんか?


ちなみに…

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弊社商品である固形石鹸のピュアリキューブ。
ピュアリキューブの主成分はエクストラバージンオリーブオイル。天然ツバキオイル、ココナッツオイルなど皮脂と似たような成分の油分で構成されています。コールドプロセス製法という加熱をしない作り方で出来ています。そのため、天然の美容成分をしっかり残したまま製品が出来上がっています。皮脂を落としすぎず、しっとりとした感触に仕上げてくれるので洗い落としてしまうのは…という方にはおすすめです。
固形石鹸なので溶けてしまうと心配な方は1㎝角にカットして保管していただくと、最後までしっかりとご使用いただけます。ひかえめなピンクで華やかなお色味なのもポイントです。

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