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焼尻島のめん羊牧場、閉鎖から一転存続へ
生産量が少ないことから「幻の羊肉」と呼ばれ、札幌や東京のレストランで食される「焼尻サフォーク」。この羊を育てる牧場が、人手不足を理由に今年2023年の8月で閉鎖されたが、一転、下川町の養鶏場を経営する企業が事業を継承することになった。
めん羊牧場は1962(昭和37)年に、ニシン不漁の漁業者対策として始まった。3年後には町営化し、オーストラリア産サフォーク100匹を導入して、本格的な生産・出荷をしてきた。
大海原を望む羊の風景が、観光客にも人気となっていた。この小さな島から羊たちが消えなくてよかった。変わらぬ、牧歌的島風景がつづくことを願うばかりだ。