キタキツネがジャンプして自重で頭からダイブ、狩りをする瞬間を捉えた!
我が家の近くに時々出没するキタキツネ。おそらく、同一の個体だと思うのだが、2年前くらいから体が大きくなっていた。しかし、半年くらい前だろうか。冬のはじめに見かけた時には、前足をケガしているようで、足をひきづるように歩いていた。
最近はこの個体を見ないなあ、と思っていたところ。黄砂の予報と低気圧が去った、春の午後。まだ雪がたっぷりと残る牧草地に、そのキツネがいた。真っ白な雪原に、毛並みのいい茶色は目立つ。雪の下に獲物がいるのだろうか。執拗に雪の下を掘ったりしていた。
すると、今度はその場でジャンプして、頭から雪原にダイブ。自らの自重を使って雪の下の獲物を捕獲しようと試みていた。
このキタキツネは場所を変え、あちこち放浪すること3時間。獲物を捕獲したようには見えなかったが、どうなんだろう。
新聞社サイトの記事によれば、雪の下にいるネズミを音で感知しているそうだ。
この記事によれば、「1メートル」ジャンプとあるので、わたしが見た個体は、やはりケガによる影響があるのだろう。そのキツネは30センチくらいのジャンプであったからだ。
普段、われわれ人間の知らないところで繰り広げられる自然の営み。食うか食われるか、それこそ命をかけたバトルが行われている。すごいことだ。