何にもなれない私たち。
「 繋がる人とはいつかまた繋がる。 」
「どんなに遠回りしても、一旦離れたとしても、お互いがお互いにとって必要な存在ならばきっとまた出逢い直せる。」
「今はタイミングが合わないだけ。」
そうやってあの頃は、
「 離れること 」を
正当化しようと必死だった。
自分の本当の気持ちと向き合わずに、相手に歩み寄って笑ってごまかして…
そんなもどかしい状況から打破できた、終止符を打つきっかけになったドラマをご紹介。
ガッキー演じる深海晶。誰もが自分と重なる部分があるんじゃないかな。私は当時の自分の状況と重なって、とても背中を押された。
そのセリフのひとつ。
付き合って初めて、愛されるってこういうことなんだって思って。
私の人生も捨てたもんじゃなかったって生まれて初めて思えた。
別れるってことは、私にとって、人生を捨てるのと同じだった。
捨てたくなくて、しがみつくばっかりで、笑ってごまかして、本当のこと何にも言えてなかった。でもそれってもう、
私の人生じゃないよね。
私は、私の人生を放り投げてた。
ハッとした。
「自分の人生を放り投げる。」なんてしたくない。
自分の人生を楽しく生きたい、と思えた。
人を好きになることは理屈じゃ説明できない。
たとえどんなに辛くても、人生に必要のないことは起こらないと信じたい。
あの日決断したことが、正しかったのかは未だに分からないけれど。繋がらなければ、運命じゃなかった。ただそれだけや。
心から人を好きになれた過去がある。
それを財産にして、この想いすら大事に持ち続けて。これから楽しい物語を紡ぎたい。
何にもなれなかった私たち。
あなたは今何かになれましたか?