ミャンマーのために
ミャンマーのために何かしてあげたいのに何もできないのが歯痒い。
ただお金を集めて援助すればいいだけなら、募金でもクラウドファンディングでも何でもあるけれど、今援助しても軍の懐に入ってしまうから、今はむしろ今までやってきた援助を打ち切る方向らしいです。
声を上げようにも、どこでしたらいいのかわからない。デモも今は不適切だし、#SaveManmarというハッシュタグも広まっていないみたい。
ミャンマーは近くて遠い国。近くもないのかな。私が小さい頃は、「ビルマの竪琴」というとても有名な本があって、ビルマを知らない子なんていなかったけれど、いつの間にかミャンマーに変わってしまった。首都もヤンゴンではなくネピドーになっていた。どこなんだそれは。
世界では常にどこかで悲しいことが起こっていて、その全てを理解して一喜一憂することができるほど私たちの心は広くない。シンクの中に汚れたお皿が溜まっていたり、一生懸命書いた仕事の依頼メールに返信がないことの方が悲しい。そういうものだけれど。
私はなぜか自由を求めて行動している国や地域の人たちに心を揺さぶられてしまう。大学で東欧語学を専攻したのは、そういえばプラハのビロード革命のニュースを見たからだった。香港のことも、とてもショックだった。北朝鮮のように、もうどうしようもなくなっているのでも、ひどい暴動が起こっているわけでもない。ただ平和的に、自由が欲しいと行動している人たちが、割と近くにいるのに。宗教家は「祈りましょう」と言っているけれど、祈る目的だって、むしろミャンマーだけじゃないのよ。神さまお金がほしいです。だから何かミャンマーの人たちのために具体的にできることはないのだろうか。
とりあえずミャンマーの人たちに伝わってほしい。応援している日本人が、ここにも一人いて、何かしてあげたいって思っています。いつか行ってみたいです。
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