実績多数! 小説・脚本の書き方も学べる”プロット“とは<小説・脚本書き方プロット講座①>
皆様、初めまして。
私は、福岡で「作家塾」という小さな小説・脚本講座を14年以上運営している者です。
かなり小さな塾なのですが、福岡くらいの都市だと、小説や脚本の書き方を学びたい人が通える場所がすごく少ないので、その受け皿として、工夫を重ねて何とか塾を続けています。
幸いにして、優秀な講師と熱心な生徒さんの頑張りのおかげで、様々な小説・脚本コンペで入賞などの良い結果が多数出てまして、プロの作家も誕生しています。
「作家塾」が、小さいながらも結果を出せてこれたのは、一貫して「プロット」を重視し、その書き方の研究を重ねて来たからです。
「プロット」とは、簡単に言えば、物語のあらすじの事です。少しでも物語の勉強をした方なら、ご存知の用語だと思います。
「作家塾」の生徒さんには、まずプロットを書くところからスタートするようにお願いしています。
文字数にもルールがあって、800字程度に収めてもらっています。
きちんとオチまで書く事も重要です。オチの書き方で作家の腕が磨かれます。オチは作家のテーマにも関わってきます。
そして、プロットが9割以上完成して、本編執筆に取り掛かります。ちなみに9割以上の完成度とは、物語の構成が出来ていて、オチもきちんと書けていて、テーマも読み取れる状態です。
プロットの完成までの期間は、個人差はありますが、早くて2ヶ月、概ね3〜4ヶ月程度はかかります。
この様なルールの元で「作家塾」の生徒さん達は、小説や脚本を書いて、成果も出ています。
「プロット」は、小説や脚本を書くうえで便利なツールです。プロの作家になった際には仕事上でも必要なものなので、身につけるべき技術です。
また、「プロット」は、初心者が、小説やシナリオの書き方を効率よく理解するための有効な方法です。作家として早く成長したいと願う方にはおすすめ出来ます。
「プロット」について、興味が湧いて来ましたか?
この連載では、これから不定期で「プロット」の事について書いていこうと思います。
また、小説・脚本の書き方に関して、雑記的な事も書くかと思います。
それでは、また。
(花野組福岡「作家塾」運営事務局)