「愛するということは、お互いの顔ではなくて、いっしょに同じ方向を見つめることだ」サン=テグジュペリ
愛する二人にとって本当に大事なのは、
「いっしょに同じ方向を見つめること」
最近、この言葉が妙に響くようになったので、
あえて取り上げてみた。
愛する、って、なかなか自分では使うに
恐れ多い言葉だが、
例えば人を好きになる時って、
・自分と共通する価値観
・いっしょにいて楽しい
・その人といると、なんだかプラスの
方向に動く
といった共通項と、
・何かにいっしょうけんめいだ
・夢を持っている
・自分の知らない事をよく知っている
など、自分と違って応援したくなっちゃう
ような、尊敬的な部分があって。
なのに、関係が近くなり過ぎると、
自分との違いが気になったり、
自分の物差しで比べたりして
いつのまにかギクシャクしてしまう。
実際私も、少なからず結婚生活をしていた
時はまさにそうだった。
お互いに向き合い、相手のことをよく知る
ことが、愛することだと思っていた。
でも、真っ正面から向き合うのでなく、
同じ方向に向かって並走し、
時々お互いに様子をみて確認、
応援しながら
同じ方向をいっしょに見つめる
ことが大事なのだな、と今は実感を
持って感じている。
人の心は変わる、いつも動いているの
だから。
止まっているはずはない。
夫婦とか、恋人とか、友人とか、
そういう肩書きや関係性に囚われず、
本当の自分を見せれる、
語れる相手は、大事にしたい!
それが、人として好き、
ってことなのかな、と理解している。