ポジション(視点)
以前から密閉した空間の新幹線や飛行機などはテロなどに狙われる可能性も指摘されていました。JR東日本とJR東海は今夏の東京五輪・パラリンピックに向けて、7月までに東京駅などの主要駅で新幹線の乗客の手荷物検査を始めることが発表されました。東京五輪の開幕まであと半年に迫る中、安全対策が本格化してきています。
乗客の安全第一とはいえ、東京駅や品川駅などのあの雑踏を思えば手荷物検査は、簡単ではないことでしょう。駅の改札前などで爆発物の探知犬を使い警備会社や警察などと連携するそうです。
NLP(神経言語プログラミング)の創始者ジョン・グリンダー博士が数年前に来日した際に「日本人は第二ポジション(相手の視点)が強く、第一ポジション(自分の視点)が弱いので第一ポジションを強めるといいですね。」と指摘していました。これには、多くの日本人が賛成するのではないでしょうか?私自身至極納得です。相手の身になりすぎて、自分が二の次になってしまうことがあります。
また、NLPで第一ポジションや第二ポジションよりクリアで優れた視点だとされるのが第三ポジションという、第三者の視点です。より客観的でメタな視点であるためです。
私たちが物事を検討したり、決断したりするときに、第一、第二、第三のどの視点に自分は立っているのか、意識してみることはその妥当性を見るのにとても有効です。
お試しください。
さて、このJRの決定はどの視点での決定でしょうか。