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さりげなく気さくな女性になりたい

ヘッダーの写真は、
2日前に我が家に仲間入りした
観葉植物のポトスです。

このポトスは、
フラ仲間の先輩、Yさんからいただいたもの。

「ポトスが大きくなったから
 良かったら少し持って行かない?」

と観葉植物好きの私に
さりげなく声をかけていただき
その日のうちに渡してくださいました。

水を含ませたキッチンペーパーを
底にしいたビニール袋に
小さな株をチョコンと入れて。

家に帰ってから
植物とメダカ好きな義母に
ちょうど良い器がないか尋ねると
ぴったりな器を出してきてくれました。

「大きさは合うかな?
 敷石はいる?」

敷石?!
私が思いつきもしないことまで
提案してくれるのです。

もう、人生の先輩方のさりげなさには
憧れすら感じます。

昔、お正月に母の実家に行った時
祖母がお年玉を渡してくれました。
今ではポチ袋が主流になっていますが、
祖母が渡してくれるお年玉は
いつも「ちり紙」に包まれていました。

祖母がエプロンからそっと取りだし
「はい、ちーちゃん。お年玉。」
と渡してもらった記憶が
今でも鮮明に残っています。

お正月に孫が来るのを楽しみにしながら
ひとつずつ
お金をちり紙に包みお年玉を準備し、
孫ひとりひとりに
絶妙なタイミングで
さりげなく渡してくれていた祖母。

お金を頂くことは嬉しいですが、
私の記憶に残っているのは
ちり紙のほう。
そして祖母の笑顔。

見た目、金額じゃなかったのです。

私は、
「あっ、これ、○○さんにあげたいな」
とその方の顔が目に浮かぶのですが、
何に入れて渡そうか、とか
渡して迷惑にならないかな、とか
もう少しお値段の高いもののほうが良いかな?
など考え始めてしまうんです。

でも、見た目や金額じゃないんですね。
「○○さんにあげたいな」
と思い浮かんだその気持ちが
大切なんじゃないかな。

以前にこのnoteでも書いた
年上の友人、Hさんも
「今日ね、イチジク取りに行ってきたの。
 たくさん採れたから
 今から持って行ってもいい?」
と連絡をくださるのです。

私のことを思い浮かべてくださったことが
嬉しい。
イチジクがどっさり入った
発泡スチロールの蓋を開け
「すぎやまさん、
 好きなのを選んでいっぱい取ってね」
と、さりげなさが溢れていました。

先輩方のさりげなさをお手本に
私もさりげなく周りの方に声をかけられる女性に
なっていきたいなと思います。

下の写真は、我が家のモンステラですが、この夏に大きく成長し、葉の数もどんどん増えました。一番新しい葉っぱを上から撮るために、私は椅子に登っての撮影になりました。

「天井まで伸びたらどうする?」

なんて夫とも話していますが、どこまで伸びるのかも楽しみのひとつです。

愛犬三郎は私のほうを見上げ、カメラ目線。とても上手にしつけがされているように見えますが、私は片手にiphone、片手におやつを持っています。茎の間からおやつを見つめる視線が可愛らしいものです。


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