さりげなく気さくな女性になりたい
ヘッダーの写真は、
2日前に我が家に仲間入りした
観葉植物のポトスです。
このポトスは、
フラ仲間の先輩、Yさんからいただいたもの。
「ポトスが大きくなったから
良かったら少し持って行かない?」
と観葉植物好きの私に
さりげなく声をかけていただき
その日のうちに渡してくださいました。
水を含ませたキッチンペーパーを
底にしいたビニール袋に
小さな株をチョコンと入れて。
家に帰ってから
植物とメダカ好きな義母に
ちょうど良い器がないか尋ねると
ぴったりな器を出してきてくれました。
「大きさは合うかな?
敷石はいる?」
敷石?!
私が思いつきもしないことまで
提案してくれるのです。
もう、人生の先輩方のさりげなさには
憧れすら感じます。
*
昔、お正月に母の実家に行った時
祖母がお年玉を渡してくれました。
今ではポチ袋が主流になっていますが、
祖母が渡してくれるお年玉は
いつも「ちり紙」に包まれていました。
祖母がエプロンからそっと取りだし
「はい、ちーちゃん。お年玉。」
と渡してもらった記憶が
今でも鮮明に残っています。
お正月に孫が来るのを楽しみにしながら
ひとつずつ
お金をちり紙に包みお年玉を準備し、
孫ひとりひとりに
絶妙なタイミングで
さりげなく渡してくれていた祖母。
お金を頂くことは嬉しいですが、
私の記憶に残っているのは
ちり紙のほう。
そして祖母の笑顔。
見た目、金額じゃなかったのです。
*
私は、
「あっ、これ、○○さんにあげたいな」
とその方の顔が目に浮かぶのですが、
何に入れて渡そうか、とか
渡して迷惑にならないかな、とか
もう少しお値段の高いもののほうが良いかな?
など考え始めてしまうんです。
でも、見た目や金額じゃないんですね。
「○○さんにあげたいな」
と思い浮かんだその気持ちが
大切なんじゃないかな。
以前にこのnoteでも書いた
年上の友人、Hさんも
「今日ね、イチジク取りに行ってきたの。
たくさん採れたから
今から持って行ってもいい?」
と連絡をくださるのです。
私のことを思い浮かべてくださったことが
嬉しい。
イチジクがどっさり入った
発泡スチロールの蓋を開け
「すぎやまさん、
好きなのを選んでいっぱい取ってね」
と、さりげなさが溢れていました。
先輩方のさりげなさをお手本に
私もさりげなく周りの方に声をかけられる女性に
なっていきたいなと思います。
*
下の写真は、我が家のモンステラですが、この夏に大きく成長し、葉の数もどんどん増えました。一番新しい葉っぱを上から撮るために、私は椅子に登っての撮影になりました。
「天井まで伸びたらどうする?」
なんて夫とも話していますが、どこまで伸びるのかも楽しみのひとつです。
愛犬三郎は私のほうを見上げ、カメラ目線。とても上手にしつけがされているように見えますが、私は片手にiphone、片手におやつを持っています。茎の間からおやつを見つめる視線が可愛らしいものです。