夫と私がシンクロした
前回note記事を投稿した今週の月曜日、その日の日中に、愛犬三郎のトリミングに行ってきた。前日には夫と、今回はどんな風にカットしてもらうか話合い、毎日暑いし、いつもより短めで、まあるいカットにしてもらおう、ということになった。
私は三郎をトリミングに連れて行く直前に「Pinterest」というアプリで「トイプードル ヘアカット」と検索し、夫が想像するヘアスタイルはこんな感じかな、という画像を保存し、ペットショップに向かった。
普段から担当してくださるスタッフの方に
「サブちゃん、いつものカットでよろしいですか?」
と尋ねられ、
「今日はいつもより短めで、まあるいカットにしてもらいたいんです。」
と言いながら携帯を取りだし、「Pinterest」で保存した画像をスタッフの方に見てもらうと、
「これはアフロカットですね。」
と教えてくださった。アフロカットは耳の後ろと後頭部に境目がないようにカットするため、普段のカットよりも耳の後ろの毛が長くなり、絡まりやすい。そのためこまめにブラッシングが必要。
家ではごくたまにしか三郎のブラッシングをしないため、耳の後ろの毛が絡まり、毛玉ができることは目に見えたので、第2候補にしていた、普段の三郎カットより短めのヘアスタイルに決めた。
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夜、私はフラのレッスンを終え帰宅すると、リビングでは夫と三郎が並んで座っていた。私は早速、三郎のカットについて夫に尋ねてみた。
私「サブちゃんのカットどう?」
夫「短くなって可愛いな。」
私「想像してたカットになってる?」
夫「想像とはちょっと違うけど、短くなって可愛い。」
と言ったあと、夫は思い出したように携帯のYouTubeの動画を開いた。
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「9ちゃんみたいなカットがサブにも似合うかなと思っとった。」
と夫はYouTube動画〈CJ Channelハスキー犬&トイプードル〉の9ちゃん(トイプードル)がトリミングから帰ってきたときの動画を見せてくれた。
「トリミングに行く前に、9ちゃんのヘアスタイルを確認しておけば良かったね。」
と私が言うと、夫は
「ほんとだな。俺、この動画のお父さん(飼い主さん)がはっちゃん(ハスキー犬)と9ちゃんを可愛がりながら、話しかける声に癒されるんだよな。」
と優しい声で呟いた。
私は夫の言葉を聞いてハッとした。なぜかというと、その日に私がnoteに投稿した記事の内容とシンクロしていたからだ。夫が三郎を可愛がる様子を見ると私はとても心が和む。
夫は私がnoteに記事を投稿していることは知っているけれど、読んだことは一度もない。それなのに、その日noteに書いた私の気持ちを、夫も同じように感じていたから驚いたのだ。
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私は以前こんな記事を書いた。
「夫婦でも元々は別の人、違っていて当たり前」という感覚を実際に味わえるようになってから、夫婦でいることが居心地良くなっていった。考え方や感じ方に違っていることに面白みがあり、時には助けられることがある。
しかし今回は、まさか夫が、ペットと飼い主の愛情溢れるふれあいを見て、そんなにも心を和ませ、癒されているとは思わなかったから驚いた。それと同時に、私も、夫と三郎がふれあう姿を見て、心が和み、癒されているので、同じような感覚を夫も味わっていることが共感でき、嬉しかった。
「夫婦でも元々は別の人、違っていて当たり前」でもあり、「心から共感できることもあるんだ」と思ったら、これからも夫と一緒に歳をとっていくのが楽しみになった。
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ちなみに、三郎はこんなヘアスタイルになりました。
耳毛が長いスタイルから
⇓
耳毛短めのスタイルへ♪
次のトリミングの時には9ちゃんのように
さらに丸いカットにしようと思っています♪
※9ちゃんの画像はYouTubeの〈CJ Channelハスキー犬&トイプードル〉からお借りしました。