【Sintra6/シントラ6】この町の、伝統菓子はケイジャーダ。
多くの牧草地とフレッシュチーズが豊富なこの町シントラで生まれたお菓子、ケイジャーダ。フレッシュチーズ、砂糖、卵、小麦粉、そしてちょっとシナモン、というシンプルな材料で作られた一口サイズのこのお菓子は、サクッとした食感の薄いパイ生地で包まれている。
そしてバリエーションもたくさん。
バスツアーの日と、その2日後のソロ旅の日、どちらも行ってみた。
ツアーバスの集合場所、バス乗り場、そしてたくさんレストランのある場所のすぐ近くにあるのだ、このお店。
甘いの苦手な人以外、行かない理由がなかろうよ♪ (糖質制限中の方ごめんなさい)
ちなみにバスツアーの日、朝9時半頃に15分ばかりトイレ休憩があったその隙に、箱いっぱいに買ってきた強者親子がいた(よく間に合ったな)w
レガレイラ宮殿前で30分以上並んで待っている間に頬張っていらっしゃった。子供には嬉しい朝ごはんだ😀
いろんな種類のケイジャーダに、
アーモンドと卵のジャムをパイ生地で包んだりそのまま仕上げた新商品だったり、
くるみやアーモンド、砂糖、卵ジャムをキャラメルで包んだ甘〜いお菓子、
なんといってもこのお店で有名なTravesseiro/トラヴェセイロというお菓子も。
とにかくなんでも買いたくなっちゃう♪
奥には少しながらカフェスペースもあって、「テイクアウト」か「イートイン」か最初に選んで、それぞれ別の場所にある整理券の発券機から整理番号取らないといけないんだけど、混んでいて最早見えないのだ、その発券機。そりゃ無茶苦茶になるさ💦
で、結局空いている席にしれっと座っちゃったり(私だよw)。知らなかったんだその時は、発券機が別なんてさ。
んで持ち帰り用の紙コップのコーヒー頼んじゃったのに席についちゃった。でもお店の人もなんも言わないし、ならさっさと食べて出ればいいかな、なんて。
右上から時計回りに、Queijada/ケイジャーダ、
Pastel de Sintra/パステル・デ・シントラ、
Pastel da Cruz Alta/パステルル・ダ・クルス・アルタ、
そして、Pudim de Queijada/プリン・デ・ケイジャーダ。
(今頃気づいたけど、ポルトガル語ってアルファベットの綴りをそのまま読んだらほとんど合ってるw 英語より発音しやすいのか?)
下は、Pastel de Sintra。このお店Piriquita/ピリキータの代表的なお菓子だそう。卵とアーモンドクリームをサクッとしたパイ生地で包んだもの。
上と似た感じの下のお菓子は、こちらもこのお店の代表的なお菓子。一つ一つ紙包にくるまれている。パイ生地は少し厚め、中の餡は卵、アーモンド、そして白あんクリームだそう。「白あん」の部分が気になる…味は上のPastel de Sintraとは違っていた(当たり前かw)。
最後のプリンのケイジャーダは中の写真を撮り忘れたんだけど、中に「プリン入ってる!」という感じではなく、フレッシュチース、卵、砂糖、小麦粉、シナモンの中に混ざったクリーム(餡)となっていた。
Youtubeなどでレシピと動画がいくつかあったけれど、甘いオレンジ(マンダリン)味のプリンやレモンの皮をいれているものも多かった。さっぱりした味になって美味しいかも。
うふふ。そしてこちら別日ですよ。バスツアー2日後のソロ旅、再訪。
この日は、先日食べ損ねたTravesseiroをひと目見よう、いやひと口食べたいぜと、シントラからリスボンへ電車で帰るその前に立ち寄ってきた。
(高級スイーツとかじゃなくとも、「ご当地」「限定」にもれなく弱い私。うん。)
これは名前忘れたけど、卵がメインのジャムを、包まずにアーモンドパイ生地に乗せたもの(…だったと思う)。
Travesseiro/トラヴェセイロという、サクサクのパイ生地で卵クリームとアーモンドのフィリングを包んだ、「枕」(←トラヴェセイロの日本語訳) という名のお菓子も。うん、確かに西洋まくらの形だ。
お店に来たのは夕方で商品もかなり減ってきていて、こちらがショーケースに見当たらなかったときは、え、売り切れ!?と一瞬焦ったけれど、奥から焼きたてのトレイがいくつか出てきたので、買えた!運がよかったー
この「餡」も確かに甘いんだけど、まわりのサクサクのパイ生地で食べられる。再びしっかりコーヒーと共に。
なんだかそんな感じで、「オヴォシュ」という甘い卵黄ベースのクリームの様々な変化形とそのお菓子を、たっぷり堪能したシントラのお店「ピリキータ」でした。
次回はイートインで別のものも楽しみたいなぁ。
あ、ちなみ昨年の2022年、リスボンにこのCasa Piriquitaの店舗がオープンしたそうで。あとで調べてみたら泊まっていたホテルの近くだった。はは😏
(続く)
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