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ちーず、チーズ、乾酪のお店🧀。

北はベルリン、南はミュンヘン、間のケルンにもあるこのオランダの有名なチーズブランド、Henri Willig。この町にもやってきたー
…ま、たまたま通りかかって見つけただけなんですが。

窓のホールチーズだらけのディスプレイに驚く。もはやカーテンの模様のよう。
ん、てことは、ビル1個分が店舗?

とりあえず入ってみる。お店の名前は「Cheese & More」。

まぁ、おもちゃのようだわ…
(いやこいつは確かにディスプレイ用のイミテーションなのかも)

気軽にお手軽な贈り物をする国の住民には、なんと嬉しいギフトセット。ちょっぴり高価なものから気楽に買えるものまで、あるいは自分へのご褒美用と、チーズとその他の組み合わせのセットが入り口すぐに目に入る。

ディップなども、それぞれのチーズに合うものが組み合わされている。これだけでもう楽しい。

かと思えば突然バイク🛵 カゴに積まれてるやん、ホールのチーズ。サドルがチーズ色。そしてここには多分食べるチーズは入っていないw

とはいえ、阪神タイガース🐯色のこのバイク、なんだか飾ってみたくなる。


こちらはビールとの組み合わせ。このビールもHenri Willig社のチーズを作ったときにできるホエイ(乳清)から作られた自家製ビール。それぞれのビールに合うチーズとマスタードがセットになっている。

おまけに竹製のチーズボードが付いている。

奥にはずらっとまぁるいチーズが。オーガニックのチーズからハーブ、唐辛子、胡椒入り、牛から山羊、羊、そして燻製、いろんなチーズ、ちーず、乾酪🧀

カラフルさにいまいち欠けるこの国においてはこれだけで楽しめるってんだから、もぅ。


もちろん試食コーナーもございまして。これを楽しみに来店しているお客さんも多かったようだ(そして開店まもない日だったので、たくさん試食がストックされていた模様)。

てか、もうタッパーごと置かれてるやん。無造作www

お試しコーナーには各種マスタードも置いてあり、味変できます。味のシンプルなのも濃いめのでも、いろいろ楽しめる。ハムや果物だけじゃないんだぜ😆
ちなみに私はこの国で、塩味と甘味のマッチングの楽しさを知ったのだ。あ、あと燻製の食べ物とウィスキーとの組み合わせの妙も。(それはまた別のお話w)

んでも「マリアージュ」なんてお洒落な言葉とは、なぜかなんだか微妙に違うなぁというのが、お手軽気軽シンプルなこの国のいいところ。(言い方の妙)


ジャムやマスタードなど、チーズに合うディップも買えちゃう。お試しで気に入ったら即買いできる仕組みw サイズ小さめなのでいろいろ買いたくなる。

こちらはどどんと大きな1ホール。なんだかこれで氷上のゲームができちゃいそうな。
重さはなんと4.5kg。そして100EUR超えもございます。

下にはカットしたのもありますよー

スモークチーズだって負けてない。ハラペーニョやハーブ味も。ま、試食はとりあえずするよね…

しかしここでウィスキー欲しくなっちゃうのが私だ…



さて。
これだけ(勝手に)写真撮らせていただいたので、ちょうど「頑張った自分へのご褒美」が欲しかったタイミングというのもあり、ひとつ購入してみました。買うからにはコンビネーションを試したい。そしてビギナーは「専門家、あるいはお店の(詳しく説明できる)人からのおすすめ」をまず試すのが無難でよかろう😀

というわけで。ギフト用とつい言ってしまい、値札を剥がされ紙袋にも入れてもらった…

このビールとのセットは店員さん曰く、「ビールに合わせたチーズとマスタードを組み合わせてます」とのこと。うん、いいね、この逆チョイス(=チーズにビールを合わせるのではなく、チーズ製造時にできるビール原料、からのビール、にチーズを合わせるという)。
そんなチーズは山羊のハード。ハードじゃない場合、パンは黒でも白でも、そして果物のイチジクが合うんだそう。ベリー系の酸味と甘味、そこにチーズの塩味が合うのが醍醐味。
ハードチーズはそのまま飲み物と合わせるのが定番、あればマスタードもOK。ここではセットになっていたのが粒胡椒入りハニーマスタードだったので、別途パン屋さんでイチジク入りのパンを買ってみた。なんとなく無理にでも?試してみたくなったのだ、いちじく。

小さく切りすぎた😭 お年頃的に塩分気になりm… でっでもこれでも味は充分濃いからよいのだ!

ビールはとてもコクがあって、ちょっと甘味も? ん、モルト?…あれ、これもしかして…と改めてラベルの裏側を確認。

アルコール9.7%やないかい😳!


というわけで楽しませていただいた、Henri Willigの一品でございました。次買うなら単品でスモークチーズと赤いチリ入りのかなぁ…。

(了)


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