【Boppard/ボッパルト3】町(村?)巡り
そこかしこにブドウのつるが伸びている。
食べられるのはどれくらいあるんだろう?
もちろんインテリアとしてもステキだけれど。
ドイツの古い家は、木組みが外に張りだしてあり、
白と茶のコントラストと共に、とにかく美しい。
目立つ柱には装飾。なんなら白壁に絵やレタリング文字が描かれている場合も。
そしてお店のウィンドウには、味のあるオブジェ。
精密さや繊細さにこだわらず、さり気なさやそっけなさ、
ちょっとした雑な感じもまた良い(あ、褒めてますw)
「トンネルを抜けるとそこは…」ではないが、
細い小道の奥や、トンネル状の穴、裏通りの奥に見える小さな景色が好き。
本屋さん。ドイツに限らずヨーロッパは、高価に関わらず昔から、
手紙や葉書といった手書きの文字や文章が今でも大切にされていると思う。
メールの時代でも、クリスマスカードは未だにカードで届いたり。
そしてもらうとやはり嬉しくて、特に手書きや手作りだと、それだけで何だかほっこりする。
ロックダウンの時期に、特にそれを感じた。
何の跡地なのか、わからなかった。
…ので後で調べてみると、4世紀半ば に建設されたローマ時代の砦のよう。
城壁は現在も高さ 9 m まであるんだって。
こちらは休業中のお店。
オンラインで連絡できますとの連絡の、貼り方が粋です。
多分ふつうの美容院なんだけど、この外観だけで圧倒される…
さて、Altstadtと呼ばれる旧市街へ。
と、そんな感じで半ば駆け足的に散策してみたBoppardの町でした。
ここから電車までの時間を、カフェでワインを楽しむか、
それとも入れそうな教会をうっかり見つけたので入ってみるか迷って、
足が向かう先は、何故かやはり教会でした。
ワインも飲みたかったんだけど~
(次回へ続く)