【Sintra2/シントラ2】のお土産物と、付近の岬と村
シントラを離れる前に、ちょいぷら散歩。
お土産屋さんにはシントラ特有のデザインだけでなく、リスボン名物やポルトガル共通のシンボルなども満載。
レガレイラ宮殿付近だけでなく数箇所に水の出ている場所がある。給水所?飲んでいる人もいたので、山の湧き水なんだろうか。私はビビりもんなのでちょっぴり手を洗ってみただけですがw
リスボンのみならず、シントラも坂、坂、坂。とはいえ急勾配ではなく(これでもw)、だいたいがこのくらいの傾斜になっている気がした。
左下にあるベージュの眼鏡ケースと小物入れが気になった。この町、この色素材の雑貨をいろいろ置いてある。…何?
このベージュのお品、コルク製品だった…え、コルク?
後から調べたところ、天然コルクは地中海沿岸の数カ国にだけ存在しているコルク樫という木から作られ、ポルトガルは世界で50%もの生産量だそう。国内だけでなく近隣国からとれるコルクも集めてポルトガルで生産、つまりよりたくさんの製品を作っているわけだ。
コルク製品なんて、ワイン栓かコルクボード、鍋敷きぐらいしか知らなかった…
紙か布かというくらい薄くまとめたコルクレザーは、耐水性良し、柔らかい素材、軽い、丈夫、更には低アレルギーなどなどいいことだらけ、動物皮革に変わるエコ素材としても注目されてきているんだそう。靴にカバン、スーツ、更には建築、車、宇宙産業の防振材、断熱材などにも使用されるんですと。…マジか。
シントラの歩行者信号がマンガみたいだったので、思わず動画に。
藤子不二雄マンガとかに出てきそうな歩き方じゃない?
なんて余韻を残しつつ、バスはシントラからユーラシア大陸最西端、ロカ岬 /Cabo da Rocaへと向かいます。
一見、墓のように見えるけど石碑です。ポルトガルの詩人カモンイスの叙事詩の一節が下に刻まれている。そういや彼のお墓はリスボンのジェロニモス修道院の隣のサンタマリア教会にあったんだった。
奥にある赤い塔台は今も稼働しているらしい。そして道向かいにあるインフォメーションセンターでは、ユーラシア大陸最西端到達証明書なるものを発行してくれるんだって(有料)。
おまけ。
分類別ゴミ箱が可愛かったので。
ここからカスカイス /Cascaisという、海の村へ。
海の町は他との交友が多くなり、気温も高めで漁業農業も盛んで活気があるのもうなずけるし、国際的リゾート地もあり、のんびりゆったり観光するのに向いていそうな場所だなぁ、と思った。
見どころは、カスカイス城塞、ギマランイス伯爵の宮殿を公開した博物館、各ビーチ、海岸線上にある岩礁「地獄の口」などいろいろある中、我らのバスはマリーナビーチへと。この日は日曜なので、各広場でイベントをいろいろやっていた。路上音楽も聞こえてくる。
ビーチ到着。売店がちらほら。喉と小腹を満たすために、ここでちょいプラ決定。
そして、海〜😆
みなさん楽しんでるなぁ。早速焼いている人も。4月ですやん、早。
イースターの日曜だもんね、旅行で来ている人もいれば、午前にセレモニーなど終わらせて、午後は家族親族でゆったり過ごしてるっていう人もいるよね。多分。
というわけで、予定ではメインだったペナ宮殿は別の宮殿になったけれど、私の場合はどこも自分では行かないだろう場所だったから、バスとガイドさんに連れてってもらうというのは正解チョイスだった。ただし任せすぎて自分では何も下調べなどしなくて、後から、あれ何だったっけ?となるのはよくある話w
おまけ。通り名を書いているプレートも可愛い。
シントラバスツアーはこれでおしまい。リスボン編に戻ります。
(続く)